今日のチョコレートも恒例のブラックサンダーシリーズなんですが、なかでも先月の10月に期間限定販売されたフルーツ系のチョコレート菓子です。
ハイ、私はピンクな雷神!
そう断言されても、少々返答に困ってしまう実食家でありましたが、新商品とあれば仕方ないキャッチフレーズ。
「そうですか、あなた様はピンク色の神様でしたか・・」と、そのまま両手を上にあげた掌の上にゴッドオブピンキーをうやうやしく載せてレジの前まで持って行ったという、まるで神事のような一幕があったことをここで触れておかなくてはなりません。
「神社知識・作法・歴史」のブログ記事一覧(2ページ目)-座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」
そうなのか、そういうことならば・・
頂こうぞ!
ピンクなる神の味といふやつを!!
プレ実食タイム
最近は実食の前にやたらと前説のような駄文を綴っているような気がしますが、今日のようにしょっぱなから前のめりなノリで書いてる場合にはその必要がないからかなり楽です。
一瞬「ピンクグレープ」というネーミングに見えますが、よく見ると「ピンクなグレーゾーン」という、なかなかに意味深なタイトル。
その意味はというと、
昨年大好評を博した、グレーゾーンが進化して帰ってきた!
「ピンクなの?グレーなの??どっちなの??」と曖昧さに磨きがかかり、“トリプルグレー”がさらにパワーアップした、魅惑の商品です。
ピンクの部分はなにかというと、これはもう「ピンクグレープフルーツ」という果実そのまんまのようですな。
ピンクグレープフルーツとは、グレープフルーツのピンク色バージョンの果物のことなんですが、まあ味は普通にグレープフルーツなんでしょう。
かといって、グレープフルーツがそのまま入っているというわけではなく、あくまで加工した果実をブラックサンダーの中に織り交ぜた、という体裁をとっているようです。(by 裏面表記)
・グレープフルーツ加工品(でん粉、砂糖、グレープフルーツ果汁、植物油脂)
・グレープフルーツ果汁パウダー
ここからも分かるように、あくまで「ピンク」は建前のようで(ピンクグレープフルーツ香料使用)、実際の果実味はグレープフルーツにその一切を一任している模様です。
フルーツに疎い私などは、グレープフルーツとピンクグレープフルーツの味の違いがよく分からないのですが、雷神様がピンクをまといたいというのなら、それはあくまで「ピンク」なグレープフルーツなんです。
もし雷神様が「ブラックなキウイを所望じゃ」といえば、ははーっと土下座して即座にニュージーランドの農場まで直行して現地のファーマーから黒く塗ったキウイを航空便で取り寄せるくらいの行動力が望ましいんです。
それが忠実なる下僕としての役割だと任じておりますので。
なんだかだんだんと言ってる意味が分からなくなってきました。
完全にカオスの中に入ってしまう前に、さっさとレビューを始めちゃいましょう。
スポンサーリンク
ここから本番!実食タイム
まずは開封ということで。
相変わらずゴツゴツしてます。
ピンキー岩男です。
開けた瞬間にフルーティーな匂いが溢れ出ます。
裏面は意外にスムージー。
これも雷神シリーズの特徴ですな。
割ってみると・・
こちらもいつもながらのココアクッキーとチョコレート系生地。
しかしところどころにピンク色の”何か”が見えます。
これが噂のピンクグレープフルーツか?
一見、乾燥させたピンクグレープフルーツの欠片をチョコ生地に混ぜ合わせたように見えますが、先ほど触れたとおり、この雷神様にはドライフルーツの類は一切入っておらず、あくまでグレープフルーツ果汁とパウダーが含まれているだけなのです。
ということは、このピンクな部分は果汁とパウダーが滲んで出てきたということになりそうなうなのですが・・・
一つまみピンク色の部分だけを取って本体のうえに乗せてみましたが、どうも欠片そのものがドライフルーツっぽい感触をしていて、果たしてこれは本当に果汁とパウダーのみで構成されている小麦粉生地なのか?という疑問すら溢れ出てきます。
しかしこれ以上、あれこれ考えていてもお腹が空くだけなので、もう早速食べることにしました。
まず最初の食感ですが、フルーティーな風味がかなり強めです。
柑橘系の風味というのでしょうか、これが先ほどから触れていた「グレープフルーツ果汁とパウダー」の味なのでしょう。
チョコ生地とココアクッキーの食感などは、通常のブラックサンダーを何ら変わることはなくて、むしろ普段より少し甘さが控えめと言った感じでしょうか。
フルーツ果汁の甘酸っぱさにココアクッキーと砂糖の甘さが相殺された感もありますね。
全体的な味わいは「カロリーメイトのフルーツ味」を食べた感じに似ているといえます。
あれもドライグレープフルーツの欠片を混ぜてましたよね。
けっこう好きでしたよ、あの味は。
⇒大塚製薬 カロリーメイト ブロック フルーツ 4本×30個
今回のサンダーにはドライグレープフルーツは混じってませんが、後味は猛烈にグレープフルーツでした。
これまでにもフルーツ系のチョコレートは何度も実食してきましたが、中でも柑橘系はチョコレートと抜群に相性が良いような気がします。
甘酸っぱい風味がカカオマスの何かと合うのでしょうか。
今回の雷神様は期間限定のようでしたが、これからもこういう感じのフルーツ系ブラックサンダーをシリーズ化して、いろんな果実と組み合わせてほしいと思いますよ。
ユーラクさん、次回はぜひキウイでお願いします。