ビッテです。
いわずともしれたグリコの誇る「珈琲に合うショコラ」としてチョコレートレビュー界では名のしれた存在。
その実態は如何に?
ということで、今回はそんなビッテをコーヒーと一緒にレビューしてみました。
ビッテ実食タイム
香ばしいビスケットと濃厚なチョコレートコーティングが魅力のビッテシリーズ。
6枚入りのビッテたちは、その輝かしいビッテユニフォームに身を包んでいます。
おもむろにその中の一つをつまみ上げると、ユニフォームをビリビリと破ってあられもないチョコボディを世間の風にさらして差し上げました。
その光沢、その色合い、そしてチョココーティングの下に秘められた波打つビスケット生地の官能的なボディライン・・・
「甘いミルクの香り、それはちょうど恋人とベンチに座ってバニラアイスクリームを食べたあの頃のような・・そんな甘く懐かしいメモリー」
そしてコーヒーと飲んでみようという試みです。
まずは割ってみましょう。
かじってみると、意外にしっかりしたチョココーティングの歯ざわりに頼りがいを感じます。
続けてガジッと細かいビスケット食感。
いいですね。口にすごく馴染む感じ。
さらに食べ進めていると、すごくマイルドな味わいに変わりました。
カカオの苦みとか濃さはまるで感じませんね。
旨みの風味がすごく美味しい。
ではコーヒーとの組み合わせは?
ガジっと食べてから飲んでみると、
「・・・」
飲んだ瞬間に訪れた違和感。
それは何というか、期待外れというほどではないにせよ、ほんの少しの歪みが口の中から漂う5ミリ前後、といったところでしょうか。
「横山さんには悪いが・・」
コトリと音を立て、カップをソーサーに戻すと、両手を組んで顎の下に置いたのでした。
「むしろ紅茶が合う、かな」
衝撃の発言。
日本屈指のバリスタを敵に回すかのような発言に、さすがのビッテも震えてます。
しかし事実は事実。
このマイルドすぎる美味なビッテには、味の濃いコーヒーよりも、むしろ爽やかな紅茶のほうが合うのです。
「すまない、横山さん」
東京の方向にむかってペコリと頭を下げる実食家。
その頬にはカカオの涙がツツ、と流れ落ちるのでした(完)
まとめ
今回のビッテでしたが、最後に書いた通り、コーヒーとの相性は個人的にはそれほどと感じました。
その理由はすでに書いた通りです。
とにかくマイルドで美味なだけに、それが逆に自分の味覚的には仇となっていたような気がします。
あまりにもマイルドでココア風味すぎたというか・・・
そしてきめの細かすぎるビスケット生地もまた・・・
ということで、ビッテは残念ながら、コーヒーとの相性は△という結果になりました。
でもチョコ自体は高レベルに美味しいので、紅茶やお茶のアッサリ系と食べると美味しいと思いますよ^^
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口の中で消えていく快感!グリコビッテの抹茶ショコラ実食レビュー!
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