スイスの「カーギ」レビューです。
前回の「カーギ」から約一年ぶりのレビューになります。
前回はミルクバーの実食で「半端ない口どけの良さ」を存分に味わいました。
最初の口当たりの「軽い脂っぽさ」を突き抜けた後にやってくる豊穣かつ幸福感を味わいに「おっ!」と驚き、溶けるような後味に感動すら覚えた実食。
まさにスイスが贈る最高のマイルドチョコ菓子でしたね。
そんなカーギの第二弾となるココナッツバーを今回は紹介です。
その前に!
カーギのメーカー紹介と、ココナッツの栄養や効能とかの雑学を前知識として簡単に紹介しておきましょう。
1934年創業の老舗のスイス・チョコレートメーカー。
スイス語の綴りでは「Kägi」となり、「ケーギ」が正確な発音かと思われます。
家庭的なチョコの味が売りのようですね。
日本でいうとブルボンあたりのメーカーさんに相当するイメージですかね。
では早速、カーギのココナッツバーを紹介していきましょう
カーギ「ココナッツバー」実食スタート!
爽やかな装いで再登場です。
袋越しから強烈なココナッツの香りが漂ってきます。
前回のミルクバーはけっこう甘めだったので、これくらいの大きさが一番食べごろなのでしょうね。
そしてスルッと、
バナナのように袋の皮を剥いたりました。
うん、中はウェハース生地ですね。
ここはミルクバーと同じですか。
しかしココナッツの香りがさっきからビンビンきてます。
かなり食欲をそそられます。
中身を出してその全容を露わにして差し上げました。
これが中東の王族に愛される魅惑のバーか・・・(勝手に王族愛用認定にしてますが笑)
ではまず一口を頂きましょう。
うん、相変わらず歯触りは軽くてサクサクしてます。
甘さも変わらずなかなか強め。
それでいてココナッツフレーバーは香りほどは強くなく、口の中でほわっと優しく広がる感じですね。
まさに南国のまったりしたビーチの香り。
食べれば食べるほどに軽くて溶けていく幸せな食感は変わりません。
これがカーギ。
これぞケーギ。
甘みがかなりあるにも関わらず、その軽い食感とココナッツフレーバーで決してくどかったり、重みを感じさせない味わいは、まさにヨーロッパの老舗ならではの美味というところですね。
まとめ
期待以上の味わいと口どけ感を演出してくれたカーギのココナッツバー。
一年の期間を経ても、相変わらず食感本能を刺激してくれる美味感と幸福感は、ちょっとほかの駄菓子系チョコでは味わえません。
優しくて軽い、でもほんのり重みのある風味は、まさにカーギならではの秘密のレシピという感じですね。
ただやはり少し甘みは残るので、コーヒーや紅茶、お茶を一緒に飲んで食べると、ちょうど良い味わいになると思うので、興味を持たれた方はぜひその方向でお試しくだされ。
*ココナッツバージョンは通販で取り扱いがないので、代わりにミルクバーを紹介しておきます。