明治マーブルチョコとエムアンドエムズ(M&M'S)・・・
日米を代表する「糖衣チョコレート」であり、永遠のライバル(たぶん)ともいえる粒チョコ界の2大巨頭。
今回はそんな日本が誇るマーブルチョコと、アメリカ生まれの「エムアンドエムズ」との比較レビューとなります。
エムアンドエムズはアメリカ陸軍によって発明された軍用のデザート。
一方の1961年に開発された明治のマーブルチョコは、おそらくエムアンドエムズを祖型として開発した糖衣チョコだと予想されます。
いったいどちらが東西を代表する粒チョコなのか?
では!
明治マーブルチョコ、エムアンドエムズが激突!!
エムアンドエムズ(ミルクチョコレート味)
Mと刻印が打たれた粒チョコたち。
まず開封した時の香りですが、香りはカカオマスというか、少し油臭い匂いがします。
「これは・・・」と思いつつ、食べると普通の糖衣チョコレートという味わい。
ジュッという食感とともに甘さがあふれでてきます。
かなり甘いですね。
しかし・・・少し油っぽいかなと。
海外チョコレート特有の甘くどさもあります。
油っぽさが特徴的。
エムアンドエムズ(ピーナッツ味)
けっこう大きいですね。
ゴツゴツした感じです。
香りはミルクチョコレートと同じで少し油臭いですかね。
齧ると、糖衣のガジュッとした食感と同時に、ピーナッツの香ばしい
しかし少々生臭い味わいを感じますね^^;
ピーナッツの新鮮さが感じられず、油がまわった味でしょうか。
明治マーブルチョコ
明治マーブルチョコです。
香りは断然軽やか。
油臭さはなく、むしろキャンディのような華やかな匂いがします。
糖衣をガジュと齧ると、控えめの甘さと同時に「キャンディ風味」の柔
華やかな香りの後にチョコレートの濃い甘みがやってきて、日本のチョコの繊細さを感じます。
食べていて安心できる美味しさ。
それが「メイド・イン・ジャパン」というやつでしょう。
当然ながら!
油臭さは微塵もございませんでした^^
チョコレートが熱さにどれだけ耐えられるのか実験タイム
小皿に分けて電子レンジでチン!してみましょう。
時間は一分。
チョコの耐熱状態を調べるには、これくらいが適切でしょう。
一分後。
見た目はあまり変わってません。
これだけでもすでにすごいことですよ。
普通のチョコならヘナヘナに溶けかかってますから。
これを個別に見ていくと・・
エムアンドエムズ:ミルクチョコ
スプーンで少し押した後
最初は少しひび割れが入っている程度でしたが、圧力を加えると、中身がトロリと出てきました。
チョコそのものは溶けていますね。
エムアンドエムズ:ピーナッツ
圧力を加えた後
これもミルクチョコ同様です。
見た目は同じですが、中のチョコはかなり溶けています。
明治マーブルチョコ
圧力を加えた後
最初の状態は、エムアンドエムズに比べて、かなり頑丈でした。
ヒビ一つ入っておらず、ここでもメイド・イン・ジャパンの優秀性が伺えます。
さらに圧力を加えた後のチョコの状態が素晴らしい。
確かに溶け気味ですが、トロリではなく、少し固形物が残っている程度に溶けているので、溶解度が低いです。
ということは・・・
結果発表
実食と耐熱テストの結果です。
輝け!第一回「糖衣チョコレート対決」のグランプリを得るのはどれか?
エムアンドエムズ:ミルクチョコ味か?
エムンドエムズ:ピーナッツ味か?
はたまた明治マーブルチョコか?
明治マーブルチョコが圧倒的大差で優勝
言うまでもありません。
味、品質の信頼度、耐熱レベル、どれをとってもエムアンドエムズのはるか上をいっておりました。
・「エムアンドエムズ」油臭い風味
・「マーブルチョコ」の上品で華やかな風味
・中国製のエムアンドエムズ(アメリカ商品ですよ?)
・日本製の明治マーブルチョコ
・1分間のレンジ加熱で表面と中身がほころんだエムアンドエムズ
・1分間のレンジ加熱でほぼ無傷だった明治マーブルチョコ
すべてにおいて完勝だった明治マーブルチョコ。
まさかこれほどまでの大差をつけて美味しさの違いが出てくるとは思いませんでした。
やはり日本製は強いです。
熱さでも溶けない非常食チョコとして、その決して溶けない「糖衣の強さ」を被災地でも発揮してほしいと思います。
以上、「糖衣チョコ王位決定戦」の実況放送をお送りしました。
マーブル最強!