去年から人気を呼んでいるローソンの「バスチー」を食べることにしました。
以前にも何度か食べたことがあって「おっ、美味いな!」と感心してたのですが、ブログでレビュー記事を上げるのはこれが初めてです。
というのも、改めて単純な疑問が生じたから。
なぜバスチーなんだ?
バスチーの語源って何だ?
バスチーのどこが人気なんだ?
普通のチーズケーキとどこが違うんだ?
以前は何も考えずに単に新製品が出たから買って「おっ、うっまー!」とハグハグ食べていたのを、今回はそこにもっと焦点をあてて掘り下げて食してみようと考えたわけです。
もちろん実際のバスチーも姿を現します。
ということで!
バスチーレビューを開始しますよ!
コンテンツ
バスチーとは何だ?その人気のヒミツとは?
バスチーの歴史
バスチーはヨーロッパのバスク地方(スペインとフランスの間)で食べられているチーズケーキのことです。
ローソンのスイーツ企画担当者がヨーロッパを視察した時に発見して「これや!」と商品化を決定したことが始まりだといいます。
バスク地方で食べられているチーズケーキだから「バスク風チーズケーキ」、それを省略して付けたのが「バスチー」になります。
このバスチーは30を越える洋菓子店を視察したときに発見したものなので、どこか特定の店舗の商品を買い付けるというよりも、バスク地方で食べられているチーズケーキにインスパイアされたローソン独自のチーズケーキというほうが正しいでしょう。
バスチーの特徴と美味しさ
バスチーは普通のチーズケーキと異なる味わいを持つことで人気を得ています。
その最大の美味しさは「濃厚なベイクドチーズケーキでありながら、中側のなめらかな食感と表面のカラメルの香ばしさの両方を楽しめる」ということ。
パッケージの宣伝文句に「レアでもベイクドでもないチーズケーキ」とありますが、もともとのチーズケーキは食べた時に少しべとつきがあり、どっしりとした食感があります。
しかしこのバスチーは北海道産生クリームや卵黄を増量して、しっとり濃厚に仕上げ、表面のべた付きを解消した「食べやすさ」があるということ。
濃厚な味わいでありつつ、べとつかない食感が魅力というわけですね。
「バスチー」実食タイム
昨年(2019年3月)に店舗に初登場して爆発的な人気が出てから、その年の12月にリニューアルバージョンでより食べやすさに磨きがかかったバスチー。
今回はそんなリニューアルバージョンのバスチー実食になります。
大きさは手のひらくらい。
主原料はクリームチーズ、砂糖、水飴、卵、クリーム、牛乳、でん粉、粉末シラップ、チーズフード、プロセスチーズ、トレハロース、カラメルなどなどです。
中でもチーズが3種類も入っているのはさすがチーズケーキと名乗るだけのことはあるなと。
開けてみますと、
こんな感じです。
表面のカラメルソースと焦げた感じがいかにも美味しそうです。
香りは普通にチーズケーキですね。
割ってみますと、
柔らかめの生地にみっちりとチーズ&ケーキが詰まってます。
サイズの割にかなりリッチです。
体は小さいのにイケメン美女というレベルです。
では中身(味わい)のほうがどうでしょう?
食べてみると、最初にくるのがカラメルの風味です。
けっこう濃厚でチーズの味よりもほろ苦い風味が強めです。
その後にチーズケーキのマイルドな味わいが広がってきます。
こちらもかなり濃厚で食べ応えあり。
しかしカラメル風味が効いているのか、焼き加減や原材料に秘密があるのか、かなりさっぱりとした味わいで、チーズケーキ独特のべとつき感や甘さをあまり感じません。
むしろ「シュッ」とした口当たりで全体的に「さっぱり」感が強いです。
後味もあっさりしていて食べやすい。
甘さもそれほど感じません。
この「あっさり」「甘さ目立たず」テイストが人気の秘密なのかもしれませんね!
まとめ
あっさり風味でありつつ、チーズケーキの濃厚でマイルドな味わいを失わずにお口の中で狂喜乱舞してくれた「バスチー」実食レビュー、如何だったでしょうか?
カラメルの味付けのせいか、チーズケーキというよりも味わいは焼きプリンのほうが強いかなと感じましたね。
さっぱり系の味わいなので、紅茶や緑茶よりもコーヒーがおすすめ。
ブラックの濃厚なやつをグイっとあおりながらバスチーを食べる幸せはかなりのものですよ?
皆さんもぜひローソンに寄った時はバスチーを。
自宅で作るのもありですよ!
【参考リンク】
爆売れ「バスチー」って何なの? ローソン史上最速で100万個を突破
ローソン、大ヒットの新感覚スイーツ「バスチー」を初リニューアル、濃厚さを向上し“ベタつき”は解消、新作「スノーバスチー」も登場