ブラックサンダー史上、最も高級なチョコレートを使用したというひとくちサイズのブラサンチョコの紹介です。
去年にツイッターで取り上げたときに「これは買わねば!」と慌てて近所のコンビニ(セブンイレブン)を駆け巡ったのですが、販売は年明けということを知って「なんじゃあ!」とブチ切れてレジ前で店員さんとチョコをぶつけ合ったという逸話をもつチョコレートでもあります(冗談です。販売が年明けということに気付いた、というところのみがリアルです)
これは買います。リッチなローソンのウチカフェ・ゴディバのショコラマカロンも魅力的ですが、数年間、夜中の仕事で苦楽を共にしてきた(食べてきた)有楽製菓を裏切ることはできぬ・・https://t.co/MVHKofhusL#セブンイレブン #ブラックサンダー史上最も高級なビターチョコレート
— チョコレート&スイーツ実食家 (@cacaogorillaman) December 23, 2020
ブラックサンダーは十年ほど前に夜勤の仕事をしていたときに、休憩時間によく食べていたお菓子。
小さくて安いけど濃くて食べ応えがあってエナジーも充填してくれるので、好んで出勤前に買っていた、自分の中では「夜の友」でした。
そんな思いでのブラサンとの付き合いはその仕事を辞めてからもずっと続いているのですが、10年の月日を経てもその味わいは変わらない(たとえ商品のバリエーションが広がっても)永遠の美味しさを担保してくれる素晴らしい駄菓子界のエリートというべきか。
そんなわけでブラサンがこれまでの中で「最も高級なチョコ」を使ったという触れ込みの今回のチョコに「長きにわたってブラサンと苦労を共にしてきた」わたくしめが興味を示さないはずがありません。
いったいどのへんが高級なんだ?え?このへんか?お?
というふうにチョコをつっつき、落としたりながら、その実態を調査していきたいと思う所存。
ではいきましょうか!ブラックサンダーの極みの世界へと!
黒い稲妻が与える自称「最強の衝撃」をこの口と舌でしかと受け取ろうではありませんか!!!!!(気負い過ぎだ笑)
コンテンツ
「史上最も高級なビターチョコ―レート」実食レビュー
黒いパッケージの高級ブラックサンダーです。
高級であるというからには価格もそれなりにするのかと思いきや「158円」というめちゃくちゃ庶民的な数字にレジ前にもっていくときに心の中で「なんじゃそりゃwww」とネットスラングで草を生やしておりました。
とはいえ、これまでのブラサンが30円~50円の範囲内で推移していることを考えると、そこから3倍強という価格の跳ね上がりは尋常ではありません。
きっとこのチョコの中にはこれまでの有楽製菓の血と汗と涙の結晶がつまっているのだ、それが158円というブラサン史上あり得ないハイプライスさでコンビニに降臨したのだと思いたい。
そう感じながら、開封作業に移ります。
うむ!普通なり!
見た目はいままでの一口ブラサンと全く同じ。
「これは・・・ひょっとして・・・釣り・・か?」
あくまで商品を売らんとする営利企業の甘い罠。それに見事に私は引っかかってしまったのかと。
夜の勤務で眠い目をこすりながら働きつつ、つかの間の休息タイムで幸せ(ブラックサンダー)を噛みしめて、その味わいに慈愛すら感じていたというのに、そんなヘビーユーザーの私をしょーもない宣伝文句で釣ったというのか?
もしそれならユーラクよ、おぬしは許せん!むおおおおおおっ!とばかりに「一粒」をそろりとつまみだしました。
存在感ばっちりです。この中に高級なチョコの味わいが詰まっています。
もちろんこの時点で私は気づいていました。このチョコが高級である理由はチョコに「エクアドル産カカオ」を使用しているがためだということを(パッケージ表面に書いてます)
そしてその素材の確かさは「香り」で発揮されていました。
わずかに甘みをもちつつ、アロマティックな癒しのフレーバーをたゆませながら、鼻孔の奥深くに迫って来る「セクシーさ」。
この香りはこれまでのブラックサンダーでは感じることができなかった要素であります。
そしてその味わいもこれまた少し変わっていました。
少し固めのしっかりした食感。
カカオのほろ苦さとコクを感じさせる「本物」感と、甘さ控えめな味わい。
もちろんいつものクッキー生地の「ガジッ」感もありますが、ここではむしろ「チョコの安定感と落ち着きのある香りと風味」がそれを越えていました。なるほど、これは確かに「これまでにない高級さがあるな」と。
食後の口の中に残るカカオの香りもこれまでにないアロマフレーバーを感じます。
そして何よりも「外側のチョコの厚みが強い」ということ。
参りました。
ブラサン史上最高級の宣伝文句は本物です。
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史上最も高級なミルクチョコレート実食レビュー
ではもう一方の「ミルクチョコ」を見ていきましょう。
このチョコに移る時点ですでに「本物」感は認めていたので、先ほどのレビューの前半で書いたような失礼な記述は致しません。
なのでひたすら「推し」のレビューと致しましょう。
では開封をば。
ビターチョコよりも色が薄めです。
ミルクが多い証拠ですね。
香りはそこまで強くなく、マイルドなチョコの風味というところ。
大きさも形もビターチョコと同じです。
中身も同様です。
そして実食タイムです。
固めで厚めのチョコを噛むと「ガジッ」という小気味良いクッキー生地が歯に当たって「ああっ・・・」と悶え声をあげてしまいます。
このくだりはノーマルタイプのブラサンと同じで、食感に限って言えばこのクッキー生地の歯あたりは他のどのチョコよりも優秀なんじゃないかと思うのですね。
なので、有楽製菓さんには味わいの違うチョコよりも「食感」によりフォーカスしたブラサンを開発してほしいと願うところでもあります。
話を元に戻して、ミルクチョコの風味と味わいですが、噛んでから少しして口の中でチョコが溶けていくときに「あっ」と気づきます。このチョコに含まれているミルクの風味が「ふくよか」であることを。
口の粘膜に伝えてくるミルクの味わいは、これまでのミルクチョコにはない「慈しみ」を感じます。
優しく包んでくれる包容力のある牛のお乳の香りと味わい・・・
これこそが丑年の威力か!!!
モォーオ
牛のスマイルとともに雄たけびを上げてしまった休日の午後2時40分!
他に誰もいないマイルームで史上最大の気づきをした興奮が、私の鳩胸の鼓動を高鳴らせてくれます。
そう。今年は丑年なのですよ。
牛と言えばミルク。ミルクと言えばミルクチョコ。
その流れでフランス産ミルクを使ったということは、ひょっとして有楽さん、あんたそれを知ってて今回のチョコを・・・
まとめ
最後は意味不明なグダグダに陥りつつあったので無理やり終了させましたが(単にミルクチョコ美味しかったよと言いたかっただけです)、とにかく宣伝文句通りの「高級さ」は確かに感じました。
ブログのレビューなので多少は誇張してますが、基本はいままでのブラサンシリーズよりも風味や香りは確かに上だなと感じましたね。
なので安心してお買い求めになられると良いと思います。
期間限定ということなので、バレンタインの義理チョコ用にぜひな感じになってますよ(普通のブラサンだとちょっと適当感が強いので笑 チョコの適当感が嫌な理由は別サイトで書いてます⇒バレンタインで男性が「もらって嬉しくない」チョコの4パターン)
セブンイレブンで購入できます。それ以外の高級感があって美味しいと思うブラサンはこちら↓