チョコ・スイーツの実食レビューとエッセイ・体験談

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文明堂のチョコレートカステラ巻きと栗饅頭を実食レビュー

カステラで有名な文明堂のスイーツ紹介です。

1900年(明治33年)に長崎で創業した文明堂は、東京、銀座、横浜、神戸、浜松の全国各地にグループをもつ一大「カステラ」王国です。(経営は別のようです。いわゆる「のれん分け」)

扱っている商品は各店舗によって違いはありますが、共通しているのは「カステラ」。

14~15世紀にポルトガルから伝わった西洋のお菓子は日本で独自を遂げ、21世紀の今日になって「チョコレートカステラ」として、その名をイベリア半島からはるか彼方の関西地方の某地域の一角で「はぐはぐ」と食されているという悠久の歴史をもっているのです。

そんな「はぐはぐ」と食べたいチョコレートカステラの味わいはどのようなものか?

そしてその相棒として、成り行きで食されることになった栗饅頭の味わいは如何なるものに?

それではいきましょう。

500年の悠久の時の流れを。

卵と蜂蜜がたっぷり入ったヘルシースイーツの美味しさを我が口で味わん!

Vamos(バモス)!

文明堂チョコレートカステラ&栗饅頭を喰らう!

チョコレートカステラ巻の実食タイム

まずはチョコレート巻からの実食タイムです。

見た目はいかにもチョコレート風味のカステーラ。

正確にはカスティーリャ地方のお菓子という意味らしいですが、とにかく日本ではカステラなのです。

そんなカステラにココアパウダー(カカオの加工物)を混ぜて小麦色の健康的なボディになったカスティーリャは、香りと味わいもすっかりカカオ色に染められているのでしょうか?

ずっしりと密度の濃いチョコレート色のカステラ生地が目に頼もしいです。

チョコレート巻というネーミングはまさにチョコレート色のカステラをカステラ生地で巻いた「カスティーリャ」ということを意味するのでしょう(ややこしいですが)

香りはかなりの濃いココア風味がします。

それでいてほんのりと甘く優しいカステラ生地のフレーバーが鼻に懐かしい。

カステラは子供のころによく食べていて、卵と蜂蜜がたっぷり入ったお菓子なので栄養効果も抜群だったから、体の発育にも良いんですよね。

実際にこのカステラの主な原材料は、

砂糖、鶏卵、小麦粉、水あめ、ココアパウダー、蜂蜜、清酒、醤油

となっており、かなり天然系の食材が豊富なことが分かります。

カステラの良いところは添加物が少ないことなんですよね。

だからこそ生ものとして賞味期限に限りがあるのでしょうが、それがまた体に優しい部分につながるという・・

しかもこのカステラが清酒と醤油が入っているので、より和の味わいが楽しめるように味わい設計がされています。

では食べてみましょう。

まず最初にくるのが「ほろ苦い濃さ」。

これは意外です。

もっと優しい風味が口を包んでくれるのかと思ったら、意外や意外、けっこう強めの「ほろにが系」な味わいが広がります。

ココアの濃さでもありますし、おそらく「醤油」の濃さも混じっていると思われます。

けっこう独特の味わいですね。

一方でカステラの醍醐味といえる「砂糖のガジガジ感」も健在。

生地に混じった砂糖とカステラの皮と生地の境目の部分の凝縮された「甘さ」がこの上なく美味です。

最初に感じた「ほろ苦い」濃さもカステラ特有の鶏卵のマイルドな風味と徐々に調和していって、最後はすっかり「カスティーリャ」に変身。

少し濃いめのココア風味と交じり合ったカステラの味わいは、普通のカステラよりもパンチがある美味しさになっていました。

カステラ独特の鶏卵による生臭さは少し感じましたが、それもカステラを食べる時のご愛敬というものです。

濃い味わいのチョコカステラは想像以上に私のカカオ味覚をイイ感じで刺激してくれました^^

栗饅頭の実食タイム

次は栗饅頭です。

カステラの文明堂では和菓子も伝統的に扱っています。

実は私は栗饅頭があまり好きではないのですよね。

なんというか、外の中途半端に乾いた生地と中身の固めの栗風味の餡の食感がいまいち好きになれなくて・・

自分の中の食感の美味しさは「トロッ」「ガジッ」の柔らかいか、小気味よいかの2つに一つなので、その中間の「固いか柔らかいか分からない」歯ざわりと舌触りには、あまり魅力を感じないのですよ。

でも今回はチョコレート巻と一緒に置いてあったお菓子なので、どうせならついでに食べちまえと小腹の空いたスイーツストマックが脳に囁いたわけです。

どうです?

いかにも「栗」でしょう?

裏は普通ですね。

香りはいかにも栗饅頭。

気の抜けたコーラのような「中途半端」な香りが鼻を襲います。

この香りもあまり好きに慣れなくてですね。

もう食べる前から文句たらたらですが、ちゃんと食べますよ、ええ。

では早速二つに割ってイートしましょうかね。

みっちり詰まった栗の餡。

これがけっこうパサパサでいまいちなんですよね。

実際に食べてみると、

甘し!

表面のツルっと光沢があって乾いた皮のような食感もいまいちですし、口に入れて広がる栗餡の甘さとパサついた食感もやはり好きになれません。

ううむ・・

思わず「そっ閉じ」

口の中で皮が粘膜に当たるたびに「ツルッ」として文字通り「財布の皮」を食べているような気分になりますし、口に広がる栗餡の甘さもかなり強くて、濃い甘さがあまり好きではない自分的に「ウッ」となってしまいます。

とはいえ、ここで感じたのが「これはお茶にあうな」ということ。

これだけの甘さと乾燥気味のツルっと皮食感はそのまま食べると確かに色んな意味で濃いですが、これを美味しい玉露と一緒に食べれば、かなり味わいに変化がもたらされると思うんですよね。

なのできっとこのお菓子は「お茶の美味しさをひきたてるため専用の茶菓子」として開発されたのではないか?ということ。

実際に「あっまー」と顔をしかめて近くにあったお茶を飲むと「おやっ?意外といけるな」と感じたから。

そうであれば、この食感の不自然さと栗餡の極端な甘さは納得できます。

お茶屋さんがお客さんに試飲をしてもらうときや、大きな取引相手との商談のときに茶葉の魅力を感じてもらおうと和菓子職人に依頼してできたのが「栗饅頭」なのではないか?と自分では思うわけです。

いやそうに違いない。

そうであってくれ!お願えしますだ!

ということで、栗饅頭はお茶にはすごく合う和菓子として「お茶請け」におすすめですよ。

まとめ

老舗のスイーツブランド文明堂のカステラと栗饅頭レビューをお送りしました。

カステラの味わいはココアと醤油のヘルプもあって、けっこうなパンチのある味わいに仕上がっています。

栗饅頭はそれ単独では私の口には合わないのですが、緑茶と食べると抜群の威力をたちまち発揮するという「コンビ芸」の凄さを感じさせてくれました。

これだけ長く続いた老舗のお菓子なのだから、ただ単に不味いだけではない理由がどこかにあるのだろうと感じていたので、今回のレビューでそれを実感できただけでもラッキーだったなと思います。

文明堂のカステラはノーマルタイプももちろん美味しいですし、コーヒーや紅茶に浸して食べるとよりいっそうお茶菓子としての威力を栗饅頭とともに発揮してくれるので、ぜひとも試して味わってもらいたいと思いますね。

なによりも「はちみつ」「卵」たっぷりで、風邪気味のときや病み上がりで食べると栄養補給にばっちりですよ。

文明堂総本店公式サイト「チョコレートカステラ巻き」

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