このブログを訪れる皆さまは恐らくというか、ほぼ十中八・九の方はチョコレートやスイーツ好きだと思われます。
チョコレートやスイーツの最高の相棒はコーヒーや紅茶が鉄板。
ともに最高に甘いものとの相性が良いのですが、歯に染みがつきやすいですよね。
かくいう私も無類のコーヒー、紅茶好きなので、放っておくと勝手に歯が茶色くなったり、黄色く成ったりしています。
さらに甘い物好きの人は歯に問題がある可能性も高いんです。
砂糖はもちろん、チョコ菓子やクッキー、ケーキなどの加工物は普通の食べものよりも「細かい粒や粉」で作られているので、それが歯の間に挟まりやすいんですよ。
そこに砂糖が加わると、これはもう歯周病菌や虫歯菌の絶好のエサになりますよね。
つまりは、
・コーヒ―&紅茶⇒歯に染みが付く
・チョコ&スイーツ⇒歯の間に細かい食べかすがはさまりやすくなる
の2つの方程式が、お口のトラブルに加算されるということ。
とどのつまりは「歯の見た目が悪くなる」「歯の状態が悪くなる」「口が臭くなる」の3連発がいずれお口に襲来する危険が高いということですね。
そんなチョコ好き、コーヒー好きが陥りがちな「お口のトラブル解決法」を紹介してみることにしました。
甘党のコーヒー・紅茶好きのためのホワイトニング・マウスケア
水ですすぐ
コーヒーや紅茶を飲んだ後にできる歯の染みは、それなりの時間をかけて形成されます。
なので一番大事なのは「その都度」コーヒー・紅茶の色素が歯に着色しないようにケアすることが一番の予防法です。
そのための最も簡単な方法は、
コーヒーや紅茶を飲んだ後に「水(白湯)」で口の中をすすぐこと
です。
歯への着色は積み重なってできるものなので、その都度水で洗い流すと「シミの積み重ね」は予防できます。
もちろん一番良いのはブラッシングなのですが、いちいち面倒ですよね。
なので一番簡単ですぐに手軽にできるのが「コーヒーや紅茶を飲んだ後に水で口の中をすすぐ」ことなんです。
ブラッシングする
水の洗い流しだけでは着色が落ちなくなってしまった時にこそ「ブラッシング」の登場です。
この段階ではすでに着色が進んでいる前提ですので、普通の歯磨き粉ではなかなか落ちません。
そこで必要になってくるのが「ホワイトニング剤」です。
以下にその使い方とブラッシングの流れを紹介していきますね。
①ホワイトニング剤を使って歯の表面を磨く
②残ったホワイトニングの粉をブラッシングで除去する
③美白シールを使う
*歯の表面を目に見えないレベルで削る、エナメル質を「透明」から「すりガラス」状にする働きがあり
③歯を磨く
④仕上げにデンタルフロスを使う
*伸ばしたフロスを指先で巻いて、歯の一本一本の間を磨いていく
*一本の間の掃除が終われば、同じフロスの部分を使わず、指を巻いて別のフロスの面を使っていく
⑤洗口液ですすぐ
粉末緑茶を使う
生活していて一番「嫌だな」と思うものの一つが「口臭」ではないでしょうか?
とくに女性は気になりますよね。
しかも口臭は自分が気づかないことが多いので、気が付けば周りに「あの人、口臭いよね」とヒソヒソ話をされてしまいかねません。
口臭の原因は口の中の悪玉菌が増えすぎたことに起こりやすいので、まずはそれを抑えることが大事です。
悪玉菌は食べかすや歯の隙間にあるゴミなどを養分にしているので、まずは食後のブラッシングをしっかりするようにしましょう(方法は前述のホワイトニングのブラッシング法を参考にしてください)
さらにここで紹介したいのが「お茶」の力です。
お茶に含まれるカテキンには強い殺菌効果があるので、口に含むだけで悪玉菌の活動を抑えることができるのです。
カテキンは茶葉に多く含まれるので、煎茶よりも粉末タイプがおすすめ。
ブラッシングの仕上げに口に含んだり、寝る前に口に含んで茶葉を残すことで悪玉菌を抑止する効果があるということですね。
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殺菌成分を含んだカテキン情報と粉末緑茶レビュー
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カテキンは植物性ポリフェノールの一種で、茶葉に多く含まれています。
殺菌効果が高く、とくに口の中の悪玉菌を抑止する有効な働きがあるとされています。
口に中は良性の常在菌と悪玉菌がバランスを保っており、免疫力の低下や歯の衛生状況の悪化で悪玉菌の活動が活性化します。
カテキンをたっぷり含んだ「粉末緑茶」を口の中に行き渡らせることで、悪玉菌の活動を抑え込むことができる、ということですね。
効果は高いのでぜひ試してみてください。
【粉末緑茶のマウスケア法】
①お湯かぬるま湯を入れたコップに粉末緑茶を入れる(小さじ、もしくはスプーン一杯)
②かき混ぜる
④まんべんなく口のすみずみに行き渡らせてから飲み込む(吐き出しても良い)
*歯磨き後か就寝前に行うと効果は大きい
まとめ
甘いものを食べた後のコーヒーや紅茶は美味しいですよね。
歯に染みがつくのは嫌だけれども、でも美味しいものは止められない・・・
しかも甘いものを食べ過ぎると歯の健康にも良くない。。。
今回の記事ではそんな「歯のトラブル」をケアする方法を紹介させてもらいました。
もしよければ参考にしてもらって、毎日の甘いものやドリンクを楽しんでほしいと思います。
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