「チョコレートやケーキを作る職人になりたい」
「チョコ・スイーツを売る仕事につきたい」
「チョコ・スイーツ店を開きたい」
そんなチョコやスイーツを好きな人のための仕事情報について考察してみました。
いくつか体験者の情報も交えていますので、参考になればと思います。
業種別にご覧ください。
菓子職人になるには(ショコラティエ・パティシィエ)
お菓子を専門で作る職人さんの仕事です。
お菓子作りには資格は必要ないので、基本的には誰でもできます(お店を開く時は「菓子製造許可」「飲食店営業許可」「食品衛生責任者」などを取得しないといけません)
この仕事に就くための流れは大まかに「3つ」あると思います。
・製菓の学校に行く
・開業しているお店で働いて経験を積む
・独学で学んで開業する
製菓の学校と、開業するお店で働いて菓子職人や開業するパターンが一番多いと思います。
その方法でお菓子に世界で働く、友人と知人がそれぞれ一人ずついます。
一人は高校の時の友人で、もう一人は家庭教師時代の生徒さん。
友人はもともと職人になりたくて、高校卒業後にすぐに地元のショコラティエ兼パティシィエのスイーツ工房に弟子入りをしました。
具体的には店に電話をして「働かせてください」と直談判したということ。
チョコレートやケーキ作りの経験がまったくない後輩でしたが、熱意に押されたのか店主は彼を雇い、それから修行の日々を送ったといいます。
色々なスイーツショップで経験を積み、某有名ホテルのパティシエとして就職。
数年後に独立して、今は自分の店舗を構えるまでになっています。
もう一人の菓子職人は、私が大学時代に家庭教師をしていた高校生です。
もともとは大学進学のつもりでしたが、なぜか途中で気が変わって製菓の専門学校に進みました。
卒業後は有名なスイーツの会社に就職したと聞いて、とても驚いた記憶があります。
手先が器用で、割とこだわりが強い生徒さんだったので、お菓子作りに向いているとは思いました。
現在は某有名ホテルのパティシィエとして活躍しているようです。
これらから考えると、製菓の学校に通う方が比較的に楽にこの道に進めるのかなと思います。
技術も卒業後の就職も面倒を見てくれますからね。
そうした方への学校情報はこちらになるので、参考までにどうぞ。
すでに開業しているお店で働く場合は、自分で探さないといけません。
そこが面倒と言えば面倒ですが、「やる気」があるのならば、給料をもらいながら経験を積めるので、ある意味「近道」だと思います。
親兄弟や友人などが経営しているお店だと、気心が知れている分、気分的に楽に働けるかもしれませんしね。
一番いいのは「こういうお店で働きたい」という店舗があれば、そこに連絡して雇ってもらうことでしょうね。
最初はバイトでも良いので、中に入ってしまうと、その店の内情も分かると思います。
本当にそこで修行を積んで良いのか悪いのかを判断できますしね!
販売の仕事
店頭販売の仕事です。
ブランドの直営店だったり、デパ地下の出店だったりと様々です。
就業形態は正社員から契約社員、パート・アルバイトまで多種多様です。
知り合いの娘さんは高校卒業後に某有名カステラ店に正社員で就職し、そのまますぐに店舗に配属されて、今でも店頭販売を担当しています。
新卒採用らしいので、学校からの紹介か、一般的な就職活動で入社したと考えられますね。
中途採用だとショップやブランドのホームページで採用情報が告知される場合もあるので、もし働きたいお店があるのならば常時チェックしておくことをおすすめします。
学生時代の友人は男ながらに地元のデパ地下のスイーツ店で売り子の仕事をしていました。
確かバレンタインの時期の短期の仕事だったと思うのですが、周りが女性ばかりだったので結構楽しかったそうですよ。
新卒以外の求人は、先ほどのホームページや店頭での求人告知のほか、求人サイトやハローワーク、転職エージェントでの就職やアルバイト・パート就業が一般的です。
季節ごとのイベントだと大量に募集があるので、気になるお店があれば、その時期にチェックしておいた方が良いですね。
製造ラインの仕事
メーカーの製造工場での仕事です。
正社員の就業もありますが、その場合は多くが機械保守や管理業務になると思います。
実際に現場で働くのは派遣や契約社員、パートやアルバイトさんがメインになると考えられます。
実体験では、ご近所の主婦の方がチョコメーカーの工場で長期パートで働いておられて、年末の時期になるとメーカーのチョコレートをおすそ分けしてくれています。
その方曰く「慣れれば楽」だそうですし、周りのパートさんの仲良くワイワイしながら仕事ができる良い面もあるようです。
逆に延々と同じ作業をするのが苦手な人、言われることをきっちり守れない人にはしんどい仕事だとか(私がそうです)
こうした製造ラインの求人は、知り合いの紹介が良いかな?というのが個人的な印象ですね。
職場の雰囲気が分かりますし、欠員が出るとパートさん同士で「誰かいない?」となって、ご近所さんや知り合い、友人を誘うケースもあると聞きますから。
なのでもし周りにそうした方がいれば、一度聞いてみるのも良いと思います。
もちろん近所に菓子製造メーカーがあれば、直接訪ねるのも良いですし、新聞の折り込み広告やフリーマガジンの求人誌、ネットの求人サイトなどでも随時募集しています。
一般企業の仕事
お菓子に関連する企業に勤務するスタイルです。
文字通りに「チョコやスイーツ」の会社に就職して、商品開発を行う、営業、企画、総務などの業務になります。
仕事の対象は「チョコ」「スイーツ」ですが、業務そのものは普通の会社員と同じという流れですね。
「お金を稼ぐ」「自分の可能性を広げる」ビジネスとしてチョコやスイーツに関わりたいのであれば、企業に就職したほうが圧倒的に有利だと思います。
給料面の安定や福利厚生の良さも期待できますし、なによりも職域が圧倒的に広がって、業界以外での転職も容易になりますしね。
有名どころで言えば、明治、森永製菓、グリコ、不二家、ブルボン、それ以外でもチョコやスイーツを扱う商社、食品加工企業、雑誌社などのメディア、通販ブランド(フェリシモ)など、多種多様な会社があります。
新卒であれば一般的な就職活動で、中途転職であれば、求人情報や求人サイト、または転職エージェントからの紹介などがあります。
アルバイトやパーチ、派遣、契約社員として企業に勤めるという形もあるでしょうし、そこから正社員の道が開けるかもしれません。
まとめ
チョコやスイーツ業界で働く方法を紹介させてもらいました。
他にも様々な方法があると思います。
youtubeでチョコやスイーツの製作動画をアップして、人気になれば書籍を出したり、それがきっかけで開業するパターンもあったりします。
このブログでも紹介した「チョコ」「スイーツ」本でも、そうした方の書籍を紹介してますし、実際に業界で働く方の体験をマンガにしたものもありますので、そうした書籍を参考にするのも良いと思います。
-
-
チョコレート・スイーツおすすめコミック10選
続きを見る
チョコやスイーツは見たり食べたりするのも十分楽しいですが、実際に「作る・売る」ことで、より深い魅力を味わいことができるのだと思います。
お金を稼ぎながら、好きなことをするための情報として、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです^^