ゴディバとローソンが組んだ「食事パン」シリーズ第二弾です。
前回はビーフカレーパンを実食しましたが、今回は一転変わってお洒落な見た目のチョコパン。
真っ黒なフランスパン風のパリジャンな雰囲気はそのまま味に反映されているのでしょうか?
それとも見掛け倒しのへなちょこパンで終わってしまうのか?
果たしてどんな味になっているのか!
では早速レビューに参りましょう!
ショコラパン実食タイム
こちらがパッケージです。
ゴディバのロゴと黒いイラストカラーが高級感を漂わせています。
この時点でコンビニ菓子パンの気配はまったく感じられません。
まるでホテルの朝食で出されるオリジナルパンのよう。
では中身を検分です。
んんん~いい感じですね!
フランスパン風の全体フォルムと表面のデコボコ感が高級感を醸し出しています。
白い粉のようなものも美味しさを感じさせてくれますね。
横を向けるとチョコサンドが見えました。
上下をパンで挟み込んでいるようです。
開けてみましょうか?
なるほどなと。
完全に分離したタイプではなくて、中央に切れ目をいれて中に食材を挟み込めるように仕立て上げたタイプだったわけです。
そして中央には蛇のような形をした蛇チョコ様が鎮座しておわしまする。
ありがたや・・
そんな蛇チョコ様がおわせられる台座の素材はおそらくチョコ入りのパン生地。
真っ黒くろすけという装いです。
パンの生地は表面は少しだけ固めで弾力性があります。
中身はフワッとした仕上がりになってますね。
香りは意外にカカオのフレーバーはそこまで強くなくて、むしろベリー系の甘酸っぱい匂いがフワッと漂う感じです。
原料にも洋酒漬けクランベリーと書かれているので、フルーティーさはここからきているのでしょうか。
チョコチップもありました。
パンの表面から剥がれ落ちたものです。
これはトッピングでつけられているものと思われます。
原料表記を見てみると「ライ麦粉」とあったので、パン全体が黒いのはチョコだけでなくライ麦の色も関係していると思われます。
本来のライ麦パンはもう少し茶色くなっているので、少しはチョコレートが混ぜられているのかもしれませんがね。
ではここで実食にいきます。
齧ってみると、見た目よりも全然ふんわりした食感の歯ざわりがきます。
そしてすぐにチョコクリームのカカオの味わいが到来。
続いてきたのが「フルーティーな風味」。
原料に含まれている「クランベリー」の風味でしょう。
このベリーの香りが生地の麦芽エキスの香ばしさとチョコの発酵フレーバーと混じって、ものすごく「香り高い」味わいに変化しています。
それもフルーツケーキのような「軽い香り高さ」ではなくて、チョコやライ麦の香ばしさとダークさがベースにある「大人の香り高さ」というべきか。
はっきりいって美味しいです。
クリームに入っているのか、生地に挟まれているのか分かりませんが、時々歯に当たる「カリッ」としたチョコチップの食感がたまりません。
香り高さや風味の香ばしさ、フルーティーさももちろんですが、食べたときの「表面に少し抵抗を感じつつ」「ふんわり」「みっちり」した口当たり感がすごく印象的です。
人が「気持ちよい」と感じられる「ほどよい歯ごたえの抵抗感」と「優しさ」をキープしつつ、香ばしくて華やかでほろ苦い「大人の味」がラストまで堪能できる感じ。
これは非常に宜しいですよ!
まとめ
見た目以上の美味しさを感じさせてくれたショコラパンでした。
全体に共通しているのが「香ばしさと華やかさとほろ苦さ」というテイスト。
ライ麦の絶妙な口あたりと口に広がるベリーの香り、最後に残るカカオのほろ苦さとパンチ力は、さすがはゴディバのチョコを生かしてるなと感心させられました。
欠点はとくになく、ほぼ完ぺきな「チョコレートパン生命体」ということ。
唯一上げるとすれば「サイズがもう少し大きかったら」というところですかね。
とはいえ、サイズがこれくらいのミドルであったからこそ、ここまでの絶妙な食感と風味のバランスが成り立っていたのかもしれません。
とにかくこのパンはものすごく美味しかったので、これはぜひパン好き、チョコ好きの人におすすめしたいと思います。
バレンタインに合わせた期間限定商品だと思うので、ローソンに行かれた時はぜひ買って食べてみてください^^