チョコ好き、スイーツ好きにとって「甘さ」は美味しさの大事なポイントです。
甘さによってチョコ・スイーツの美味しさが変わりますし、甘さが無ければ、心湧き立つみんなの楽しいチョコ・スイーツ生活が贈れなくなるからです。
今回はそんなチョコラー、スイ―タ―のための「甘さ」について語っていきたいと思います。
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なぜ甘さが必要なのか?
物価が上がり、収入が少なくなって、家計が厳しさを増す世知辛い世の中・・・
はっきり言います。
そんな時だからこそ「甘さ」は必要なのです。
糖質カットのチョコやスイーツは多いですが、はっきりいってそれを食べていても「幸せ」な気分にはなれません。
人生は楽しむためにあるですよ?
むやみな糖質カットなチョコやスイーツは、ただただ無味乾燥で苦いだけでしょう。
勉強や仕事、家事などでへとへとになって疲れを癒したいときこそ、甘いものを食べてひとときの幸せを感じたい。
あなたは好き好んで苦行をしたいですか?
ノンノン!
私はしたくありません。
甘い物が欲しい。
ストレスマックスな生活に潤いが欲しい。
疲れた時に「砂糖」を頭と体にズブズブに染み込ませたくなるんですわ!
でもですね!
甘い物を食べ過ぎると色んなところにトラブルが発生するのも確かなんですよ。
虫歯であったり、体重が増えるであったり、肌にブツブツが出来たりと。
大人でも子供でも、男性でも女性でも、甘い物を食べ過ぎて体や見た目に良いことは何一つありませんよ。
しかし甘い物は食べたい。
甘い物で嫌なことからぶっ飛びたい。
そんな我がままな私のようなチョコ・スイーツ好きが取り得る手段は3つ!(意外に多いな!)
1:甘いものを少なく食べる(減甘)
2:甘い物に変わるものを食べる(替甘)
3:甘い物の正体を知る(智甘)
1と2の減甘と替甘は、すでに先ほど述べた通りです。
ごく常識的ですし、そんなことは分かり切ってるから、いちいちしたり顔で言うな!ウザイわ!というレベルで、言われなくても誰もが実践してる使い古された対処法です。
では3の「智甘」はどうでしょうか?(智恵の智からとってます)
甘さの正体を知る。
深遠な響きですね。
そう。
まさに言葉の通り「甘い物の実態を知ること」なんです。
甘いものを食べることは誰にも止められない。
でもどうせ食べるなら、できるだけヘルシーで太ったり、肌に悪かったり、歯に良くなかったりする成分を含んでない「糖分」が欲しい。。。
そのためには正しい「糖分の知識」を知ることが大事なんですよ。
古代中国の戦略家・孫氏も言うではありませんか。
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」(情報を客観的に知ることで、正しく対処できる)
と。
我々チョコラー、スイ―タ―に必要なのは、「甘いもの」を遠ざけることではなくて、欲しくてたまらない「甘い物」の正体を見極めることなのですよ!
ということで長くなりましたが、そろそろ紹介していきましょうぞ。
人生を潤す至極のスイーツのオリジンを。
舐めれば舐めるほどに心の渇きを癒してくれる砂糖の神様からの贈り物の由来を!
いざスイート!!!
甘い物の源「糖質」10種類
1:果糖
果物やはちみつに多く含まれます。
糖分としては最も小さい単位なので、消化吸収が早く、エネルギーに素早く変化できます。
肉体疲労時やスポーツに向いた糖分です。
ポイント
・エネルギーチャージに最適な糖分
・摂りすぎると肥満になりやすい
2:ブドウ糖
穀物や果物に多く含まれます。
脳や体を動かすエネルギー源で、とくに脳のエネルギーチャージに適しています。
不足すると脳の働きが鈍ったり、筋肉がけいれんを起こすこともあります。
逆に摂りすぎると、中性脂肪が合成されやすくなるので、脂肪肝を起こしやすくなります。
ポイント
・脳のストレス解消に良い
・疲労回復に向く
・血液中に含まれて、全身にエネルギーを運ぶ
・肥満や中性脂肪の蓄積
3:ショ糖
砂糖の主成分です。
スクロースと呼ばれ、ブドウ糖と果糖が結合した2糖類になります。
白砂糖は精製された分蜜糖で、黒砂糖は含蜜糖。
原料はテンサイ、さとうきびになっています。
ポイント
・エネルギー源になる
・熱を加えても味が変わらないので、調理に向く
・血糖値を上げる
・中性脂肪を蓄積する
4:麦芽糖
大麦由来の糖分です。
マルトースとも呼ばれています。
甘みは砂糖よりも低めですが、旨みが強いです。
原料は麦芽、さつまいもになります。
ポイント
・エネルギー源になる
・吸収が早い
・血糖値を上げる
・中性脂肪を蓄積する
5:乳糖
牛乳やヨーグルト、チーズ、母乳に含まれます。
牛乳を飲む時にお腹がゴロゴロする乳糖不耐症がありますが、ヨーグルトやナチュラルチーズは乳酸菌で乳糖の一部が分解されているので、症状は起こりません。
体力を司るグリコーゲンを蓄積する作用があります。
ポイント
・エネルギー源になる
・体の組織を作る
6:オリゴ糖
ブドウ糖や果糖などが結合した糖類です。
腸内の環境を整え、コレステロールを排泄する作用をもちます。
血糖値を正常にする働きをもち、ほとんど吸収されないので、カロリーカットや糖尿病の人に適した糖分とされています。
カルシウム、ミネラルの吸収を促すだけでなく、虫歯のもとになるミュータンス菌の栄養になりません。
ポイント
・ダイエットに向く
・糖尿病の人に向く
・虫歯になりにくい
・腸内の善玉菌を増やす
・免疫を高める
・摂りすぎると、肥満やおなかのゆるみを促す
新甘味料
砂糖と違い、低エネルギーで虫歯・肥満になりにくい糖分です。
甘みを残しながらも、砂糖の弊害を取り除いた食品群で、どれも吸収が良くないことで肥満の予防効果があります。
ほかにもミュータンス菌のえさにならないため、虫歯になりにくい利点をもっています。
以下にそれぞれを紹介していきます。
7:マルチトール
甘薯やトウモロコシに含まれるデンプンが原料の糖分です。
カロリーは砂糖の約半分。
甘みは砂糖に近く、すっきりした後味が特徴です。
ポイント
・糖尿病の人向き
・肥満予防、カロリー制限の人向き
8:キシリトール
白樺やトウモロコシが原料の糖分です。
カロリーは砂糖の25%で、甘さは砂糖と同じくらいです。
溶ける時に熱を吸収するので、清涼感のある味わいを持っています。
ポイント
・虫歯予防
9:パラチノース
砂糖を発酵させて作られる糖分です。
消化吸収が緩やかなので、急激な血糖値の上昇を引き起こさないのが特徴です。
ポイント
・脳の栄養に向く
・集中力の強化
10:ステビオサイド
ステビアの葉や茎から作られる糖分です。
砂糖の100倍から150倍もの甘さを誇ります。
味わいは砂糖に近く、低カロリー。
水溶性で熱に強い特徴をもちます。
ポイント
・糖尿病に向く
・ダイエットに向く
まとめ
チョコやスイーツの源になる「甘さ」の10傑を紹介させてもらいました。
主に使われているのはショ糖(砂糖)になると思いますが、中にはキシリトールだったり、マルチトールやステビアを使ったチョコやスイーツもあるので、そういうのを試してみるのも良いです。
もちろん今回紹介した糖分をコーヒーや紅茶に入れて、ダイエットに活用するのもよし。
甘い物は脳の疲れに良いので、デスクワークやスマホ・ゲームの合間のすっきりに向いていますからね。
ただし!
摂りすぎると糖尿病になったり、デブデブになったりしてしまうので、くれぐれも注意しながら美味しいスイーツを堪能していきましょうぞ。