ポルトガルのココアビスケットサンド実食レビュー第二弾です。
前回はストロベリー味を食べて「ううむ」と思ったのですが、今回はさらにシンプルバージョンということで、ちょっぴり期待しています。
ほろ苦いココアビスケットとクリームの組み合わせの結果は如何に?
では早速レビューといきましょう!
「ミレニアム」ココアビスケット実食タイム
ポルトガルの青い海をイメージしたパッケージです。
主要な原材料は「小麦粉、砂糖、植物油脂、ココアパウダー、粉末水あめ、ホエイパウダー、食塩」となっています。
ごくごく普通の中身ですね。
では開封をば。
13~14個のビスケットがずらりと。
黒いチョコビスケットなので全体が引き締まって見えますね。
クリームの色はバニラ色。
香りもほんのりバニラフレーバーです。
といっても、原料にバニラは入っていないので香料の匂いだと思いますけどね。
では一枚をピックアップしましょう。
ミレニアムと刻印されています。
少し表面が剥がれているのが、発掘したての昔のコインのようで趣がありますね。
チョコ考古学者が発見した古代チョコ硬貨
幅はこんな感じです。
中身です。
白いクリームです。
これだけを食べてみますと、かなり甘めでミルク分が多い味わいがします。
ホエイパウダーがこのクリームに使われているのでしょうね。
もう一方のココアビスケット。
これもこれだけ食べてみると、ほろ苦さを感じます。
前回のストロベリータイプのレビューで「人工的な味わいを感じる」と書きましたが、実はこのビスケットのこの「ほろ苦さ」が原因だったことが、たった今分かりました。
この「ほろ苦さ」とクリームの甘さが合わさって「人工的な甘さ」と評価したということ。
こうやってバラバラに分けて食べると、どちらがどういう味をしていて、どういう組み合わせの風味になるのかが、より鮮明になる感じがしますね。
ということで、いよいよ本番の実食です。
まず少しだけ固めの歯ごたえありなビスケットをガジリと噛むと「ほろ苦さ」「甘さ」が到来します。
風味はバニラ風が強めで、ココア味はその後についてくる気がします。
口の中でビスケットが二つに分かれて、中のクリームが直接舌に当たるのですが、そのときに「ヒヤッ」とする冷たい感覚がいいですね。
まったく冷たくないのだけど、そう感じさせる食感の面白さ。
甘さはけっこうあるのですが、それ以上にビスケットのほろ苦さが後からグワーッとやってくるので、甘さだけが先行するところがないのが特徴ですかね。
引き締まり系の味わいと、その間に強めで刺激してくるバニラ風味のクリーミーなヒヤッとした甘さがなんともいえず癖になりそうですね。
まとめ
全体的な評価で言えば10点中「6」。
この点はココアビスケットの「ほろ苦さ」が好きになれるかどうかにあると思います。
自分は基本的には「ビター」な味わいは好きなのですが、このココアビスケットのほろ苦さはあまり好きにないという感じで。
クリーミーで甘くて食べやすいのですが、ビスケットがもう少しマイルドだったり、チョコレート風味を前面に押し出していれば違っていたかもしれないですね。
食感は悪くないので、「ほろ苦さ」を好きになれるのであればかなり美味しいココアクリームビスケットになると思いますよ。
ぜひ一度ご自分の舌で試してみてくださいね。
-
-
【ビエイラ・デ・カストロ】ミレニアムストロベリー実食レビュー
続きを見る