以前から欲しい欲しいと思っていたズーロジーの動物チョコレートが販売されているお店を偶然見つけました。
関西某所の某ショッピングモールにある雑貨店の店頭に動物チョコシリーズは並べられており、そこにたまたま通りかかって、
「おおおっ!これはまさにズーロジー!!しかも希少価値の高いマウンテンゴリラが!!!」
と狂喜して躍り上がって素振りして、すぐにその場で購入したという事の次第でございます。
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マウンテンゴリラ開陳タイム
まずはボックスの状態から。
なかなかの大きさです。
箱はその周りを透明のフィルムで囲う形で固定してあるので、まずはそのフィルムをはがして蓋を上に挙げ、中からカバーとゴリラを取り出します。
フィルムをはがすときに、箱の底面にある商品情報のラベルの一部まで一緒に剥がしてしまいました(涙)
ゴリラ本体が何かなってしまったわけではないので、まあここはスルーでOK。
ゴリラwithカバー。
これを取ればいよいよ登場です。
じゃーん!
ついにその堂々たる雄姿を拝むことができたぞ!
前から見ても
後ろから見ても
上から見ても
右サイドから見ても
左サイドから見ても
立派な「マウンテンゴリラfeat.近所のおっさん」です。
そしてマウンテンゴリラの一日が始まった
家にやってきたマウンテンゴリラはまだ慣れぬ新居で自分の立ち位置を確認することもなく、いきなりなんの緊張も見せずに「ふわぁ~っ」と大きなあくびをすると、
「なんか食べる物ない?」
と気軽に聞いてきたのだった。
家主にあいさつもなしにいきなり食べ物の要求とはなかなか腹の座ったゴリラだなと半ば感心しながら、冷蔵庫にたまたまあったショートケーキを出してやると、「おっ、いいねえ」と舌なめずりして、「そこに置いといて」と自分の前に置くように指示してきたのだ。
さすがに腹に据えかねて、おいお前な、と注意しようとすると、ゴリラは私には何の反応も見せずにじっと目の前に置かれたショートケーキを凝視し始めたのである。
いったい何が始まるのだ?と恐れおののきつつ、その様子を眺めていると、しばらくしてゴリラは体をもぞもぞと動かしたと思うと、いきなり両足でケーキをガシッと挟み込んだ。
なっ!と目を見開くうちに、ゴリラはその体を少し浮かせたかと思うと、そのまま上からハグッとケーキに顔をうずめたのである。
まさか!?と思いながら、私は体を近づけてゴリラの様子をそっと見てみた。
するとゴリラはその顔をケーキにうずめながら「うまいうまい」と喜びの声を上げながらハグハグと食べているではないか。
いったいどうやって?しかも顔をうずめているのに声が聞こえるなんて・・それも呼吸ができないほどにうずめてしまって平気なのか?!とゴリラ事ながら急速に心配になってきて、さらに顔を近づけてみると、
無心で食べておりました。
やがて5分ほどしてケーキはゴリラの腹の中に納まって、至福の表情を見せたゴリラは「あ~うまかったわ。やっぱり出来立てが一番やね」
と意味不明の言葉を吐きながら、口の周りにホイップをぺろぺろなめながらニヤリと笑ったのである。
そして始まるマウンテンゴリラの日常
マウンテンゴリラの日常の流れはいたって緩慢である。
昼の一時ごろに目覚めると、まずはハーゲンダッツのアイスクリームを1キロ平らげ、おやつと称して昼過ぎにガリガリ君を5ケースしゃぶりつくと、夜は夜で冷酒で晩酌しながら好物の辛味ピーナッツと焼き海苔でオードブルとして、最後にディナーと称する冷凍バナナを50本ガリガリとかっこむという、男前すぎる食生活の準備を私に強いてきたのである。
ある日「なぜそんなに冷たいものばかり食べるんだ?」と聞くと「当り前だろ。熱いもの食べたらオレ溶けちゃうじゃない」と生意気な返事をしながら真冬にかき氷をかっこむマウンテンゴリラというのもなかなか珍しい光景なのだろうが、しかし口の利き方が頂けないことこの上ない。
そんな生意気なゴリラにも好きなものが一つあった。
それは「ペコちゃん」である。
不二家でもらったペコちゃんのカレンダーがいたって気に入ったゴリラは、そのままその場に座り込んでじーっとペコちゃんを日がな一日中眺め続けるという不気味な習慣を日々続けているのだ。
恍惚のペコちゃんタイム
2時間後
3時間後
4時間後。至福の表情を見せている。
マウンテンゴリラの黄昏
そんなゴリラの毎日も、常に食べて飲んでペコちゃんを眺めてというだけではない。
彼にも彼なりの美学というものがあり、毎日暴飲暴食をくりかえしているだけのようでいて、実はひそかに身なりを気にしているという衝撃の姿をこの間、部屋に備え付けた監視カメラ機能を備えたスマホで撮影し、驚愕したのである。
ご覧いただけただろうか。
ゴリラが鏡に映った自分の姿をじっと見つめる様子を。
その表情にはむしろ恍惚の表情すら浮かべているように感じるのだが、それはたぶん勘違いで、この後の写真で彼の心の動きが如実に表れているということが分かるはずだ。
みよ。この黄昏の表情を。
口の周りに食べたてのアイスクリームを散らばらせながら、心の内では己の来た道、これから歩む道について、彼なりに深く思考を張り巡らせているというのが、この一枚のショットにあますところなく映し出されているではないか。
そんなゴリラに人生の先輩である私がちょっとしたアドバイスをして差し上げよう。
ほんのちょっぴりお前より長く生きた人間の言うことなのだから、できれば心して聞いてほしい。
ゴリラよ。
お前はただのチョコレートなのだから、アイスクリームを食べるのをやめなさい。
次はチンパンジーとのコラボを期待しております。
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