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【カーギ】「ミニミルク」「ミニダークオレンジ」実食レビュー

2018年1月25日

スイスのチョコバー「カーギ」です。

かつて2度ほど実食レビューをした歴史があるこのチョコレートシリーズ。

【カーギ】スイスのミルクバーは口どけ感がハンパない!! 

【カーギ】口どけ感が抜群なスイスのココナッツバーで南国の香りを味わった!

どちらも妄想炸裂なレビューを書いていたような気がしますが、それはいつものことなので特に驚くに値しません。

覚えてるのは、どちらのチョコも口どけが良くて、食感も最高だった、ということ。

今回は袋バージョンなので、当然ながら、前回までに食べたものと同じタイプを一部食することになります。(クラッシックタイプ)

しかしもう一つの「ミニダークオレンジ」は初めて買ったタイプなので、その味わいが非常に楽しみなのですよ。

今回は実食の前に、カーギについて少しだけ詳しくその歴史やら社史やらを写真付きで紹介しますので、良ければお付き合いくださればと思います。

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カーギについて(直訳バージョン)

1934年に創立したスイスのチョコメーカーです。

名前の綴りはスイス語で「Kägi」となりますが、aの上についている横並びの「・・」はドイツ語に特有の表記で、アルファベットの発音を口を開いて横に伸ばすような響きになっているので、正確には「カーギ」ではなくて「ケーギ」というほうが正しい発音になります。

この間、ドイツ人の知り合いにカーギについて聞いたところ、「ケーギ?知らないわね」とあっさり「ニヒト」(否定)されてしまいました。

スイスはフランス語とドイツ語の両方が使えますし、同じドイツ語圏の文化でありお菓子なのだから、彼女も当然知っているだろうと思って聞いたのですが、やはり食べ物は自国のものが一番なのかもしれませんね。

ということでカーギの簡単な紹介にいきましょう。

カーギは1934年にベーカリーショップとしてオープン。

順調に事業規模を拡大していき、1950年には自社生産工場を持つまでになります。

一時は他社に買収される事態にもなりましたが、2010年に再び家族経営に復帰。

2011年にはアジア市場への進出を決めて、新商品の開発も進みます。

しかしそのベースであるミニチョコバーは同社のシンボルであり、美味しさの基本でもあるのです。

本場スイスではカーギ専門のショップもあり、カーギの様々な商品が売られています。

色使いがいかにもスイスらしく、なんだか「アルプスの少女ハイジ」をイメージしてしまいますね。

スイスを訪れた際にはぜひ一度足を運んでみたいものです。

「カーギ」パック実食レビュー!

では実食タイムです。

ノーマルタイプのクラッシックと、フルーツタイプのダークオレンジ、それぞれ二つに分けてレビューしていきましょう。

カーギ「クラッシック」ミニミルクパック

まずは外観をば。

いかにもミルク色の牛が出てきそうなイメージカラー。

原材料で目立つのは、ヘーゼルナッツと卵でしょうか。

そのほかはココアバターや全粉乳、小麦粉など、ウェハース生地のチョコバーとしては通常のラインナップです。

中身です。

ミニバーがうなるほどたくさん入ってます。

見ているだけで幸せになります。

本体登場です。

香りは濃いめのカカオマスといったところでしょうか。

半分に割ると、少し小麦がかったウェハースの色がみえます。

そして実食してみると・・・

サクッ、ジャリッな潔い歯触りのあと、甘いミルクチョコの味わいが一気に広がります。

かなり甘い。

小さいのに生意気なくらい甘いです。

ただ食感は最高で、中のウェハースとチョコレートコーティングの組み合わせが絶妙に交感神経を刺激してくれます。

後味も、甘さ以外は案外、香ばしいナッツの風味が残るので悪くありません。

甘いけどスッキリ後味のミニなカーギでした。

カーギ「ミニダークオレンジ」パック

では外観を。

いかにもオレンジ―ナな果実の香り漂う色使いです。

原材料で目立つのは、バターファットとパプリカでしょうか。

パプリカが入っているというのはどんな味なのか?

中身です。

カーギwithオレンジ―ナ。

指先サイズのオレンジな”あいつ”。

本体登場でごわす!

ミルクバーと比べて少しダークですね。

心に闇でも抱えているのでしょうか?

いやもちろんそんなことはありません。

これこそがダークチョコの堂々たる色使いなのですよ。

中のウェハースサンドは、ミルクに比べて明るめの色です。

イメージ的にはミルクバーのほうが明るいはずなのですが、実際は逆だという・・

このへんのギャップが面白いですね。

まず香りですが、これがオレンジのすっきり感が出ていて、すごく心地よいです。

ダークチョコの締まった香りとオレンジの爽やかな香り・・

まさに美女と野獣という感じで、二つで一つ、陰と陽、プラスとマイナス、横山やすしと西川きよしという対極の組み合わせに似た素材の印象と香りが、実に気持ち良い。

そして一噛みすると、クラッシックに比べて、若干固めのサクジャリ歯触りのあとに、これも予想外なほどに甘さ控えめのオレンジフレーバーかつフレッシュな味わいが、

すううっ

と口いっぱいに広がって「ああ・・・」と得も言えない恍惚感に浸るまでになってしまうのです。

それはまさにダークチョコレートの落ち着いた味わいと、強すぎない程よくブレンドされたオレンジの風味が絶妙にマッチングした結果で、これこそが私が長年求めていた宇宙レベルの美味しさのチョコバーなのだと食べた瞬間に瞬時に魂レベルで感じ取ったほどです。

まとめ

香りと風味は絶妙で、味わいも口の中の毛細血管にしずしずと染みわたるスムージー感があって、とにかく私のテイストにばっちりフィットしていたと言えるでしょう。

飲みものとの組み合わせも、紅茶、コーヒー、緑茶、ジャスミン茶、ウーロン茶、どくだみ茶・・・

とにかく何でもってこいよこの野郎!的なジャンルを問わない、バリアフリーな優れものであることは間違いありませんね!

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