シャトレーゼのチョコレートスイーツの紹介です。
割安で美味しいチョコやスイーツが人気のシャトレーゼ。
山梨が本拠ということで、関西住まいの私はあまり食べたことがなかったのですが、今回ようやくその機会を得ました。
我が家に来訪したお客様からの手土産バージョンでございます。
パイショコラということでしたが、正直「パイ菓子か・・・食感がスカスカであまり好きじゃないんだよな」と貰い物にもかかわらず不遜な考えをちらりと脳裏にかすめながら、でも笑顔で「ありがとうね~」と両手を差し出して恭しく頂いた午後のひととき・・・
そんな表と裏の顔を使い分ける偽善的チョコレート愛好家のシャトレーゼ実食レビューの始まりでございますよ!!
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シャトレーゼ「パイショコラ」実食レポート
10個入りを頂きました(写真では9個入りですが、レビューする前にすでに一つ食べてしまっていたので)
アーモンド、コーヒー、ごまの3種類です。
ではそれぞれを見ていきましょう。
アーモンドパイショコラ
添付のミニパンフでは、
発酵バターの風味に合う香ばしいアーモンドを使用したパイに、ミルクチョコレートをコーティング
と書いてありますね。
では実食と行きましょう。
ミルクチョコの優しい色合い。
香りはアーモンドの香ばしさと、ミルク風味のチョコの匂いが混ざり合って、ちょっとオイリーでマイルドな感覚です。
歯ざわりは「カリッ」とではなく「サクッ」。
コーティングしてあるミルクチョコの優しい口あたりがパイを優しく包み込んでおります。
そして口の中に広がるミルキーチョコの優しい風味とパイの優しい歯ざわり。
パイもカスカスではなく、どちらかというとクッキーのような質感のある味わい。
ほどよく濃くて、しっとり滑らかで口どけも良いですね。
後味も美味しいですよ^^
コーヒーパイショコラ
ミニパンフの解説です。
苦みと酸味の調和のとれた香り高い3種類のコーヒーを使用したパイに、ミルクチョコレートをコーティング
コーヒーは香りも味も好きなので、先ほどのパイショコラの食感と合わせてくると、これはかなり見過ごせない美味しさを提供してくれる予感がビンビンします。
では実食をば。
見るからにコーヒー色をした中のパイショコラ。
そしてそこから漂う香ばしいコーヒーの香りは得も言えず私の鼻腔を天国へと旅立たせてくれます。
酸味と苦み。
すでに香りの時点で伝わってきますよ。
そして口入れの瞬間。
サクッというソフトな歯ざわりと共に「グワッ」と訪れた苦みと酸味。
インスタントコーヒーの顆粒をそのまま口にしたときのようなパンチのある味わい。
それだけだとただの「濃い味」になるところを、コーティングしてあるミルクチョコのマイルドさとミルキーさがビターさを和らげていて、口の中で溶ける頃にはすっかり「ほどよい美味しさ」への変化。
それでいて後味にはコーヒーの「苦み」が残るという、コーヒー好きにも喜びを与えてくれる憎々しさ。
ビターでマイルドなあんちくしょう。
かなりの手練れコーヒーチョコパイに惚れましたぞ!
ごまチョコパイ
では最後のごまチョコパイのパンフ解説を。
香り豊かで濃厚な味わいの金ごまと白ごまを使用したパイに、スイートチョコレートをコーティング
と書いてあります。
見るからに「香ばしい」雰囲気がゴマゴマと伝わってきそうですね。
では実食といきませう。
香りは前の二つに比べてあまりしません。
ただチョコの色が濃いめです。
口入れすると、サクッというよりも「ズサッ」という感じで「口の中でチョココーティングが崩れて中のものが出てくる」食感が来訪。
(ん?なんだこの不思議な口当たりは?)
と戸惑っていると、やってきましたよ、ごまとチョコの濃い味わいが。
まず最初にきたのが「チョコの濃さ」。
スイーツチョコをコーティングとパンフに書いてある割には結構なビター味のチョコ。
加えて中に含まれている粒大きめのゴマパイの風味がほんのり効いてきて、なかなかにパンチがある味わいに変化しました。
前者2つがマイルドでミルキーだとすれば、こちらはかなり「ビター&パンチ」。
後味もなかなかにビターで、これはけっこうな大人のチョコパイという感じがしましたよ。
感想まとめ
ではそれぞれの味わいの特徴と感想を述べていきましょう。
【アーモンドチョコパイ】
ミルクチョコのマイルドさとミルキーさがアーモンドの香ばしさとオイリーさに合わさって、食べ応えのある美味しさ
【コーヒーチョコパイ】
コーヒーの苦みと酸味がなかなかに強めでありつつ、ミルクチョココーティングのマイルドさが調和していて、バランスの良い味わいに。最後にやってくる苦み成分はコーヒー好きには至高。
【ごまチョコパイ】
ごまチョコパイの「崩壊」のような口入の食感と、チョコのビターさが驚きをもたらす新感覚。ごまの香ばしさとチョコの濃さが合わさって、最後はかなりビターな味わいの攻めに感動。
全体的には「濃いめで食べ応えあり」です。
サイズはミニマムですが、一つでもコーヒーや紅茶を半分くらいいけそうな満足感はあります。
何よりもチョココーティングの優しさとパイの食感の柔らかさが切りいりましたね。
ごまチョコパイだけは少々ハードボイルドでしたが、それ以外の二つは実にじわりとその優しさが口と心に染みました。
このチョコパイは大手メーカーが出している〇〇パイのようなカスカスではなく「サクッ、しっとり」な口当たりを提供してくれるので、パイが嫌いな人でも十分に楽しめると思います。
個人的には最初のアーモンドチョコパイが一番美味しかったなと。
マイルドでミルキーで優しい味わいと食感に惚れました。
シャトレーゼのチョコ菓子は今回が初めての実食でしたが、これだけ美味しいものを提供してくれるのであれば、今後は自分で購入してもよいなと思いましたね。
私と同じようにシャトレーゼ未経験者は、機会があればぜひ一度ご賞味を。
すでにシャトレーゼ愛好家の皆様は、今回のレビューでより一層シャトレーゼへの愛を深めてもらえれば幸いです。