毎年お盆の時期に開催されている「徳島の阿波踊り」の際に購入した地元銘菓の紹介です。
阿波踊りの連に参加している知り合いに誘われて行ったのですが、いやあ、熱気がすごかったです。
動画などではよく見るのですが、人数が集まっての阿波踊りは壮観の一言。
とくに女性の踊りは衣装も踊りも美しくて、見ているだけで癒される感覚を覚えましたよ。
そんな阿波踊りの本場の徳島が誇る「金長まんじゅう」を帰りに買ってきて、自宅で頬張ったというお話です。
ということで、早速レビューをご覧いただきましょう!
金長まんじゅう実食タイム
タヌキをモチーフにした饅頭です。
徳島県のイメージアニマルは狸なのかな?と思って、商品サイトを調べたところ、以下のような説明がありました。
・昭和12年の誕生以来、阿波土産として多くの方々に愛されてきた
・昔から伝わる逸話がその名(金長まんじゅう)の由来として今も受け継がれている
・天保10年、洪水で家を流され大和屋の主人に助けられた金長だぬきは、その大恩に感激し主人のもとで一生懸命働いたため大和屋は大繁盛。 そこで金長は四国狸の総頭六右衛門のもとで2年間勉学し正一位の望みを果し、再び大和屋で働こうと決意をした。
・しかし彼の非凡を見込み娘婿にと懇願する六右衛門だぬきに許されず、結婚の話を拒絶したため襲撃にあい、小松島にのがれた金長は阿波狸を総動員。淡路屋島の加勢を得た六右衛門と勝浦門の大合戦で金長軍が勝利を得た。
・以来、彼の感謝報恩精神は偉大な感化を世人に与え、弊社は金長の徳を讃えるため、その名にちなんで、【金長まんじゅう】を謹製した
・饅頭の皮を「チョコレート色」にすることでタヌキの色を表現している
なかなかに深い話ですね。
恐らく狸は誰かを喩えたものかと想像しますが、もともとタヌキは徳島には親しまれてきたという経緯もあるのかなと思います。
ということで、実物を見ていきましょうかね。
豪快な狸のイラストです。
開けてみますと、
チョコ色の饅頭が出てきました。
香りはココアとミルクの風味がしますね。
サイズは手のひらラージ。
中身はこのように。
表面の生地はパサパサしていますね。
結構、生地が零れ落ちるので注意は必要です。
では実食です。
見た目通りに生地のパサつき感はあります。
ただ味が軽くチョコ風味なのが美味しいです。
中の白餡もパサつき気味ですが、ミルキーですごくマイルド。
べとつきもなくて、ココアとミルクの風味がよく効いていて、マイルドでありつつパンチを感じます。
癖になる美味しさですね!
感想まとめ
・ココアとミルクの風味がよく効いている
・マイルドでありつつパンチもある
・香ばしさもあり
和菓子にあるような「優しい味わい」とチョコのような「パンチ力」の両方を兼ね備えたお菓子、という感想を持ちました。
普通の和菓子だと美味しいは美味しいのですが、どことなく「ゆるい」ので、そこまでハマらないのが常ですが、これは違いますね。
チョコ好きにもおすすめできる香ばしさとパンチ力がいい感じ。
餡のクリーミーさもマイルドで美味しいので、毎日食べても飽きない美味しさだと思います。
これはリピート確定。
チョコ好き・ミルク好き・和菓子好きの方なら、きっと気に入ると思いますので、ぜひ一度ご賞味くださいね。