ルビーチョコレートの紹介です。
第4のチョコとして昨年(2017年)の9月に発表されたピンク色のチョコは、ストロベリーなどで着色しているのではなく、カカオ豆の中からルビー色のものを選んで加工したものだとして話題になりました。
ピンク色と酸味が魅力 ルビーチョコが続々商品化|MONO TRENDY
上の記事によれば、
として、すでに今年のバレンタインにはキットカットのラインナップに出現していたようですね。
バリーカレボーはスイスに本社を置くメーカーなので、同じくスイスに本拠をもつキットカットの本体であるネスレとも提携しやすかったのでしょう。
Barry Callebaut is a B2B chocolate & cocoa manufacturer
そんなスイスのチョコメーカーが開発したルビーチョコというのは、先ほども紹介したようにカカオ豆の中からルビー色のものを厳選して作り出したものになります。
from: ASTROMAN
チョコレートといえば、茶色のカカオマス的なイメージしかなかったので、純粋なピンク色のカカオというのは、見た目にすごくインパクトがありますね。
しかもピンク色なので女性受けしやすいという利点もあり、チョコ需要の多くを女性が担っていると考えると、業界的にも期待の大型新人カカオマスという感じになるのでは?
ということで、今回はそのピンク色の粋なあいつ!を実食してみることにしました。
チョコレート業界の革命児の登場でございます!
キットカットショコラトリー「サブリムルビー」実食!
今回購入したのは梅田大丸のショコラトリーショップからです。
他の用事で梅田に赴くことがあり、帰りに立ち寄って買うことにしました。
キットカットのショップは全国的にも少なく、関西では大丸梅田店と伊丹空港店、南海なん店の3つしかないので(しかもその他は東京にしかないという)、駅近にある百貨店のショコラトリーはチョコ好きには大変助かる立地にあるといえますね。
さてそんなショコラトリーで購入したルビーチョコですが、これが意外に高く、一つが400円もするという!(ネット通販では送料込みで1000円ちょっとです)
ボールペンが入るような細身のケースに入ったキットカットが400円とは・・・
とショーケースを凝視しつつ、「お姉さん、とりあえず3本頼むね」と、まるで焼き鳥を頼むような口ぶりで気軽に注文したのでした。
「さすがはルビーチョコ、世界に類をみない希少カカオだけのことはあわ」とお姉さんに包んでもらう姿を見つめながら呟きつつ、帰宅後のルビー戦略を虎視眈々と脳裏に描いていくのでした。
ということで!
その実際の雄姿をご覧頂こうではありませんか!!
まずは箱!
次に中身!
3本から2本に減っているのは、梅田からの帰りに友人宅に立ち寄って、一つをお土産代わりに差し上げてきたからであります。
そしてこれが本体です。
Have a break, have a kitkat!
基本はココアバター、カカオマス、小麦粉、砂糖、全粉乳で成り立っています。
ではピンクの雄姿をば!
おおおお。
確かにピンク色です。
しかも綺麗な桃色ときた。
香りは意外に普通で、カカオマス特有の酸味がかった匂いがする程度です。
もちろんピンク色のイメージからくるストロベリーな香りもなし。
では折ってみましょうか。
中はいつものキットカット風ウエハースですね。
むしろ外側のルビーチョコの厚みが他のタイプより多い気もします。
では実食にいきましょう。
一口かじると、意外なほどしっかりした食感がまず最初にきます。
他のキットカットにはないチョコの安定感といいますか。
次に甘酸っぱい、まるでヨーグルトのようなサワーな風味が口の中に広がります。
原料表記にも乳酸菌という文字はなかったので、これがルビーチョコの「酸味」というやつでしょうか?
かなりサワー風味が強めで、甘酸っぱいというよりも、酸っぱめの味わいが目立ちます。
ただ後味はマイルドで、ヨーグルト風のサワーな味わいと一緒に口の中で「シュワ―ッ」とチョコではない別の風味が広がっていくのが分かります。
甘さはあるのですが、むしろ酸味のほうが目立つので、くどさは全くありません。
ほんのりとですが、「かに」風味がしたのは私だけでしょうか(笑)
まとめ
予想以上に「サワー」な風味が強かったルビーチョコ。
これがキットカット特有の味付けなのか、それともルビーチョコそのものの味わいなのか、まだ他の同種のチョコを食べたことがないので何とも言えませんが、一つだけ言えるのは「ヨーグルト風味で甘さもくどくなく、食べやすい」ということ。(注:ヨーグルトは入っていません)
これなら女性だけでなく、甘いものが苦手な男性でもイケるのではないでしょうかね?
後味あっさりでサワーな味わいのルビーチョコ。
個人的には非常に気に入りました。
ぜひとも「第4のチョコ」として日本でも広まって欲しいですね^^