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【石屋製菓】北海道の「白い恋人」は濃厚かつ「儚い」味わいだった・・!

2016年11月4日

北海道自慢のみなさん、ついにやってきましたよ、このときが。

白い恋人です。

利尻山に舞う粉雪を想うひとときです。

北の大地の贈り物です。

ラング・ド・シャ(クッキー)に身悶えする時間です。

ホワイトチョコに涙せよ!

実食タイム

内パッケージカラーは意外に深緑です。

やはり山の緑をイメージしたのでしょうか。

それではいよいよ本体のご登場と願いましょう。

出でよ、白い恋人!

まずは包装フィルムに入った状態でごあいさつです。

この時点ではもちろん無臭です。

フィルムをはがして登場です。

ここでようやくバターとミルクの混じった香しい匂いが鼻をつき始めます。

ホワイトチョコがはみ出てます。

チーズクラッカーのようで美味しそうですね。

けっこう薄くみえますので、案外ボリュームないなと思われがちですが、これが意外にそうではないんですよ。

その理由はこれからじっくりと。

ここでいきなり荒技を仕掛けます。

クッキーからホワイトチョコを抜き出すという反則技が炸裂しました。

もちろんチョコの実態を調べるためですが、ただ抜き出しただけなので、なんの成果も得られません。

やはりこういうものは口に入れて食べてみないと何ともいえませんね。

ではそろそろ本当の実食に入っていきましょう。

まず最初にくるのが、ビスケットのサクッとした歯触り。

粒子の細かいビスケットを噛んでいると気持ちがいいですね。

これを「ラング・ド・シャ」と呼ぶのですが、このブログでも何度か説明してきた常連のクッキー生地の名称。

・フランス語で「猫の舌」の意味

・室温で柔らかくして練ったバターと同量の砂糖を合わせ、それに小麦粉、卵白、バニラエッセンスを加えて生地を作り、薄く細長い棒状にオーブンで焼き上げる

・軽く、口の中で溶けるような食感が特徴

とにかくこのクッキーの食感が気に入りまして、なんというか「すぐに溶けて消えていく儚さ」がすごく胸に迫りました。

「儚い」味わいに日本そのものを感じて、白い恋人を好きになる外国人も多いのではと想像します。

卵白が入っており、そこにミルクとバターの濃厚の甘さが合わさって、けっこうな食べごたえを感じます。

寒い地方ならではの甘さというやつでしょうか?

寒い地域に住む人は体温が下がるために、甘いものを欲するといいます。

体温が下がると、体は血管を収縮させて体温を外に逃がさないようにします。

この血管収縮のために必要なエネルギーが、甘いものを構成している糖分と脂肪によって補給されるために、寒いと甘いものが食べたくなるという仕組みなのですね。

なので、この白い恋人も単なる観光地のお菓子というだけではなくて、地域の特性を取り入れたローカルフードという側面も持つのだと、個人的に想像しております。

とにかくこんな感じで、 一枚は薄いけど、相当口のなかが甘くなることは請け合いです。

外国人は濃い味付けを好むので、こういった濃厚な菓子のほうが人気が出るのかもしれませんね。

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