チョコレートやスイーツ好きの人のためのマンガ特集です。
ショコラティエ、ケーキ、和菓子など、甘い物を中心に登場人物やストーリーのドラマが展開していきます。
美味しいものが出てくる魅力だけではなく、スイーツ業界の裏側も見せてくれるので、この業界に身を置こうかと考えている人はおすすめかもしれませんよ?
ではおすすめの10作品を紹介していきますね!
チョコレート・スイーツのマンガおすすめ10選
失恋ショコラティエ
男性目線のスイーツ漫画です。
長く想っていた女性に振り向いてもらうために、ショコラティエの修業をした健気な主人公。
しかし帰国した彼を待っていたのは、その女性がすでに結婚を決めていたということ・・・
叶わぬ思いを諦めきれずにショコラティエとしての腕を磨きつつ、恋に奮闘する主人公のストーリーが人気を集めています。
男性目線だと「女々しい奴だなあ」となりますが、女性の読者からは支持が高いようなのが、男女の目線の違いが出ていて面白いです。
恋の物語はもちろん、チョコレート店の描写がすごく丁寧で見ているだけで食べたくなりますよ。
午後3時 雨宮教授のお茶の時間
私立大学の教授として英国文学を教える主人公とその姪っ子による「イギリスの文学やお菓子を紹介する」物語です。
日本人的にはあまり馴染みのないイギリスのお菓子ですが、紹介されていくスイーツを見ていると作りたくなりますし、もちろん食べたくなります。
お菓子だけではなくて文化や文学も紹介してくれるので、イギリスが好きな方ならきっとハマると思いますよ。
私もイギリスには滞在したことがあるので、マンガの世界ににすごく入り込むことができました。
英国の児童文学を元にお菓子を作っていくシンプルな1話完結ものですが、なんとなくこの雰囲気はNHKの「グレーテルのかまど」を彷彿とさせてしまいます。
ハリーポッターやナルニア物語が好きな方ならぜひおすすめしたいマンガですよ。
わさんぼん
和菓子の本場である京都を舞台にしたスイーツ漫画です。
製菓学校を出て老舗の和菓子店で働き始めた主人公ですが、そこで出会った看板娘に一目ぼれしてしまい…的なラブコメ系のストーリーになっています。
絵の可愛さもさることながら、和菓子の知識もきちんと表現されていて、読んでいるうちに和菓子の世界に魅了されるようになりますよ。
主人公の抜けてるけど真面目に修行に取り組むところとか、ヒロインの女の子に惚れてしまうくだりとか、若いっていいなあと。
スイーツ青春物語としておすすめですね。
美味しんぼ
時代を先取りしたグルメ漫画の代表作です。
1984年から始まって2014年に連載を休止して以来、数多くのグルメのうんちくを紹介してきました。
チョコやスイーツ専門のマンガではないのですが、あらゆるジャンルの料理を手掛けているので、スイーツのジャンルも一定の割合で扱われています。
主人公の山岡とその父親であるグルメ界の巨匠、海原雄山との確執や、山岡の同僚の栗田ゆう子さんとの関係はハラハラドキドキさせてくれます。
単なるハートフルな人情話ではなく、料理やスイーツに対する深い知識が背景になっているので、かなり読み込んでしまいますよ。
終盤は山岡と栗田さんが結婚して子供ができて、海原雄山に孫ができてしまうという驚きの展開になっていましたが、そんな人間模様も込で、グルメ漫画の代表作だと思います。
さぼリーマン飴谷甘太朗
スイーツに人生を捧げたサラリーマンの物語です。
営業の合間にスイーツ店に立ち寄って甘い物を食べて昇天する描写は、同じスイーツ好きの男子として「深い共感」を得てしまいます。
男性はあまり甘い物に興味がないと思われがちですが、ノンノン!
この漫画の主人公のように胸に熱い砂糖のマグマをたぎらせながら、日々虎視眈々と美味しいスイーツを探し求める旅にでているのですよ?
紹介されるお店は実在のものなので、訪ねていくのもありです。
都内に住んでいる人はぜひ試しあれ。
*ちなみにドラマ化されて主人公を演じた尾上松也さんは絶妙の配役だと思いました。
スイーツ本部長一ノ瀬櫂
仕事の出来る男として部下からは恐れられている主人公が、家に帰ると一転してケーキやスイーツづくりに奔走する「ギャップ」が笑えるグルメコメディです。
スイーツを作る過程で得たヒントが仕事で活かされたりと、かなりマンガチックな展開になっていますが、そこも併せて笑えます。
絵は決して上手いとはいえないんですが、妙にハマる魅力があるんですよね。
少なくとも男性のスイーツ好きなら「分かるよ」と深く頷く人も多いのでは?
マンガには作品で紹介された主人公のスイーツレシピも掲載されているので、一ノ瀬と同じスイーツ男子はぜひ試してみましょう!
クーベルチュール
「ちはやふる」の作者によるチョコレート漫画です。
イケメン兄弟が経営するチョコレート店を舞台に、訪れるお客様のドラマが心温まるハートフルストーリーになっています。
一話完結のスタイルで各巻4話ずつの構成になっています。
チョコレートを通じて人の心を優しくしていくスタイルになっており、読むたびに癒されていく感覚を味わえます。
刺激の強いマンガや映画ドラマが多い世の中、こういうほろりとする優しいマンガの存在は有難いですよね。
チョコレート好きはもちろん、普段の生活で疲れているなと感じる人にぜひおすすめしたい作品です。
アントルメティエ
和菓子の老舗の一人娘のヒロインが、ひょんなことから一流ホテルのパティスリーとして働くことになる物語です。
同僚になるパティシィエにはイケメンが揃っていますが、仕事には大変厳しいなかなかにリアルな職場風景を映し出しています。
というのも、この物語の監修を務めているのが、人気洋菓子店「ル パティシエ タカギ」のオーナー高木康政さんだということ。
だからこそ現場の厳しさも現実味があるんでしょうね。
マンガならではの様々な試練を潜り抜けながら、持ち前の才能とセンスでそれを乗り越えていきます。
ヒロインの担当は生菓子ですが、これがまたどれも美味しそうなんですよね~
少し現実離れした設定もありますが、読んでいてたまらなくスイーツが食べたくなるのは事実ですよ^^
であいもん
京都の老舗和菓子店を舞台にしたハートフルコメディです。
主人公は実家の和菓子店から離れた東京に住んでいて、バンドで成功することを夢見ていました。
しかし父の急病で実家に帰ると、そこには親を亡くして主人公の両親に育てられた小学生の女の子が・・
和菓子店を継ぎたいと思う少女と、それを見守る主人公の物語。
毎回色んな出来事が起こって、それを巡るあれこれで心温まる展開を魅せてくれます。
京都が舞台ということで、丁寧に描かれているのも魅力。
和菓子の魅力と人間模様が優しいおすすめのスイーツマンガです。
あんどーなつ
洋菓子の世界を目指して就職活動中のヒロインが、途中で出会った和菓子の職人によって、和菓子の深い世界に入っていく物語です。
ひろいんの「なっちゃん」の穏やかさや前向きな姿勢が多くの読者の支持をえていて、読むたびに温かい気持ちになれる作品になっています。
人情味や下町の雰囲気も味わいがあって、単なる成長物語だけではない懐かしい魅力に溢れています。
少し年齢が上の読者向けかも知れませんが、和菓子を含んだスイーツ好きであれば、一度は目を通してもらいたいマンガですよ。
まとめ
スイーツを扱ったマンガを10点紹介させてもらいました。
どの漫画にも共通しているのが「スイーツへの愛」。
愛がなければ、長くは連載できません。
もちろんスイーツだけではなく、人間模様のハートフルさも今回紹介したマンガには溢れていますよ。
涙あり、笑いあり、喜びありの癒しのスイーツマンガたち。
もし未読であれば、ぜひ一度読んでほしいと思います。
そしてレシピを試してみてくださいね^^
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