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コーヒーが好きになったきっかけはダイエットと恋愛だった!

2021年11月25日

熱くて濃い朝の一杯。

それは眠ったままの頭を起こすのに最適な儀式。

挽きたての豆から抽出されたばかりの漆黒の液体、それがコーヒー。

もちろんブラックでございます。

小さめのカップでクッと一気に飲み干すと、目の前の霧がたちまちが晴れたように眼が冴えたる午前7時のまばゆい朝・・・

こんな感じで毎日が始まるわけですが(ウソです。本当は週の半分くらいです)、私の生活でコーヒーはもはやなくてはならないアイテこムになっているのは確かです。

ではそんなコーヒーとの付き合いはいつから始まったのか?

そんな由来をじっくりと思い出をローストしながら語っていきたいと思いますよ。

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ダイエットと恋愛が始まりだった!

もともと高校くらいまではコーヒーを飲む習慣は自分にはありませんでした。

飲むとしてもコーヒー牛乳とか缶コーヒー砂糖入りくらいで、基本的にブラックは飲んだことがなかったのです。

というのも、私は高校くらいまではけっこうな太り体形で、それこそ子供の頃から甘いものや油もの、コーラとかポテチをガンガンに食べる生活を送っていたこともあって、そんな苦いだけの不味い飲みものを口にするなんて想像もつかなかったからです。

両親もブラックはあまり好んでいなかったので、食卓で出てくる朝食の飲み物はミルクそのものか、砂糖がたっぷり入った紅茶、または近所のパン屋さんで買ってきたコーヒー牛乳というのが定番ドリンクメニューでした。

食事でも味の濃いものが大好物でしたし、学校帰りに買ってきたジャンクフード、親が仕事でいない夏休みの昼食きはホカホカ弁当(懐かしい!)のカツカレーに特大コーラというのがお決まりのコースだったのです。

そんな生活が変わったのは大学1年のとき。

私はある女性に恋をしてしまいました。

人生2度目の恋心です。

はっきりした目鼻立ちと太陽のような笑顔。

明るく優しい人柄にも魅かれていきました。

そのときに「ハッ!」と気づいたのです。

(自分の体形はヤバすぎる・・・)

まじまじと鏡を見て気づいたあご周りの肉。

そっとシャツをたくしあげるとこんもりと膨らんだお腹。

「こんなデブが好かれるはずがない!」

そう確信し、私はその日からダイエットをすることに決めたのです。

そしてそのメニューの中に「砂糖断ち」が入っていたのでした。

ダイエットの成果

思いったったが吉日、私はその日から半年以内に10キロの減量することを決め、そのためのメニューを立てて実行していきました。

メニューの内容は簡単かつ具体的です。

・コンビニの唐揚げをやめる

・ホカ弁のカツカレーをやめる

・コーラをやめる

・コーヒーや紅茶は砂糖をいれない

・ポテチやチョコレートは食べない

・ご飯は一杯だけにする

・間食は厳禁

・筋トレをする

若者にありがちな砂糖まみれ、脂まみれの食事のストップと、普段の飲み物のノンシュガー化、食事量のコントロールに筋トレと、まずまず妥当なメニューになっていたと思います。

こう見えて一度決めると後には引かない性格なので、その日から確実にメニュー通りの生活を送っていきました。

その中の一つ「砂糖抜きのコーヒーと紅茶」。

ここが今回の記事のポイントです。

それまで砂糖とミルク入りのコーヒー紅茶しか飲んだことが無かったのですが、これを機会にノンシュガーの両ドリンクを試すことにしたのです。

紅茶は意外にすんなりといけて「これなら続けられそう」とホッとしました。

問題はコーヒー。

当時はまだインスタントコーヒーが出始めで、今ほど味も洗練されていなかったので、香りも風味も結構きつかったと思います。

しかも粉タイプしかなかったので、これを飲めというのか・・・と自分で作ってみて自分に問いかけたことをよく覚えています。

しかし一度決めたら二度とは過去を振り返らないのがダイエット道の鉄則!

好きなあの子の顔を思い浮かべて、私は目の前にある黒く湯気の出る液体を「グビリ」と飲むことにしたのです。結果は・・・

激マズでした。

予想通りの苦く粉っぽくウエーッな味わいで「これを毎日飲むのは苦痛以外なにものでもないわ!」と投げ出したくなる衝動に駆られます。

しかしその苦くパンチのある味わいの中に一筋の光明も見出していたのです。それは

良薬は口に苦し

ということわざ。

良い薬はマズいものだという古くからの言い伝えが頭に浮かび、私は悟ったのです。

「そうだ。これからはこのコーヒーをダイエット薬と思って飲み続けよう」

と。

そう決めると気分は楽になりました。

すると不思議にそれからのブラックコーヒー生活は嫌なものではなく、むしろ体脂肪を減らしてくれる魔法の妙薬のほうな味わいにすら思えてきたのです。

そして半年後。

私は見事に10キロの減量に成功し、たぷついていたお腹の肉と顎のぷにぷにをカットすることができました。

これであの子に告白できる!

毎日の厳しい食事制限とノンシュガー&筋トレ生活の日々の成果が試されるときがきたのです。

そして告白の結果!

見事にフラれました。

「ごめんなさい。付き合っている人がいるの」

爽やかなまでの撃沈です。

ガビーン!でございます。

それまでの苦労が水の泡になった瞬間でした。

(俺の今までのダイエット作戦はなんだったんだ・・)

などと、さすがに1週間ほどは落ち込む生活を送っていましたが、不思議と半年間のダイエット生活で身に着いた食事と筋トレ習慣を止めることはありませんでした。

というよりも、すでに癖になっていたからです。

中でもコーヒーと紅茶の砂糖なしは自分の中で普通になっていました。

むしろ甘いコーヒーとか紅茶を「不味い」と感じるようになっていたのです。

半年間の禁シュガー生活で私の舌はすっかり「ブラックコーヒー仕様」にモデルチェンジを果たしていたのです。

災い転じて福となす!

このときの状態はまさにこうでした。

コーヒーの魅力にハマる

そんな体験から事態はさらに変化します。

あるクラブに入部した私は、そこで知り合った先輩の勧めで、先輩いきつけのカフェに連れていってもらう機会がありました。

そこはお洒落なカフェというよりも、昔ながらのレトロな喫茶店という雰囲気で、深い木目調の静かな店内には常連さんが静かに雑誌などを読みながら時を過ごす「濃密な空気感」が流れている「大人のコーヒーショップ」。

もちろん当時は店内で普通にタバコを吸えたので、お客さんのほとんどはガンガンに吸いながら、マスターの入れた濃いコーヒーを飲んで静かな時間を楽しんでいるようでした。

いかにも渋い口髭を蓄えた初老のマスターがカウンターの奥にいて、先輩が私の分のコーヒーを注文すると黙って豆を挽き、そこからサイフォン式のコーヒーメーカーで抽出を始めたのです。

本格的だなあと初めてみる光景に見入っていると、出されたコーヒーの濃厚な味わいに私は完全にノックアウトされました。

(今まで自分が飲んでいたインスタントコーヒーとは比べ物にならない!)

驚愕しました。

深く香ばしいコーヒーの風味。

それでいて後味に甘みを感じる美味しさ。

もちろん砂糖もミルクも入れていません。

まさにコーヒー豆のみのピュアな味わい・・・

驚きの表情をした私を見て先輩は「ここのコーヒー、イケるだろ?」と言って満足気に微笑んできました。

私は黙って深く頷き、さらに追加のコーヒーを注文したのでした・・・

その日から私は先輩と一緒にその店に頻繁に足を運ぶようになりました。

無口なマスターだったので言葉を交わすことはありませんでしたが、私はマスターのコーヒーを作る所作や豆の扱い方を見て自然と「美味しいコーヒーの淹れ方」を学んでいったのです。

そうして大学4年間を過ごし、すっかりコーヒーの美味しさに魅かれた私は卒業後にコーヒーショップを開業して・・・

ということはなかったですが(笑)、コーヒー本来の美味しさと、淹れ方によって味が大きく変わるということはその店で学んだので、以降は自宅で作るときは意識するようになったということです。

コーヒーに愛を!

以上が今に至るまでの私のコーヒー遍歴です。

今考えるとあのカフェとの出会いが、それまでの私のコーヒーへの見方を180度変えるきっかけになったのだと思います。

もちろんその前の恋愛ダイエット作戦が一番のきっかけですけどね。

そんなコーヒーの美味しさは、チョコレートと組み合わせることでさらに至極のものになります。

よりカカオ本来の味わいに近いハイカカオものだと、さらに美味しさはアップ。

コーヒーは本当にチョコと相性が良いのですよ。

チョコとの相性だけでなく、美味しいコーヒーは気分を癒してくれますし、食後に飲むと消化を促進して胃腸に良い効果をもたらしてくれます。

またコーヒーに含まれるポリフェノール成分クロロゲン酸とカフェインには脂肪を燃焼する効果があるので、ダイエットにも向いています。

若かりしときのダイエット作戦時に無意識のうちにブラックコーヒーを飲んでいたのも、きっとコーヒーの神がそれまでのコーヒー愛を認めて下さった贈り物だったのでしょう(たぶん)

これからも飲み続けますよ、ブラックでストロングな黒い液体を。

コーヒーに愛を!

コーヒーに幸あれ!

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