ベルギー王室御用達の由緒あるチョコレートのお会社「コートドール」のチョコレートです。
独特の風味というか、濃厚な香りがなんともいえずコートドールといいますか、一噛みした後にすぐさまやってくる「フンガー!」とくるカカオールの強い匂いは、一歩間違えれば「くっさー」となってしまうくらい、微妙なディセントを醸し出しております。
臭さと美味さは紙一重
といいましょうか。
ではそんなめくるめく「香り」を発するベルギーチョコについてと、チョコの実食レビューをご覧いただきましょう。
コートドール実食タイム
中身は手のひらサイズのタブレットチョコで、ひとつひとつのチョコを「ポキン」と折って頂く寸法となっております。
西アフリカの象徴「象さん」のマークが入っています。
最初に一折りは「ちょっと固いかな」と感じましたが、一噛み目は確かに硬さはあるものの、一度外側のチョコを砕くと、中はスムージーなチョコ(ココア)クリームが夢いっぱいに詰まっているので、すぐにサクサク軽い歯触りで召し上がることが可能です。
匂いに多少、癖があるのはご愛敬。
お味のほうは全然デリシャスです。
原材料の記載によれば、今回のチョコバーには、カカオマスだけでなく、ココアバターとココアパウダーの二つが投入されているようで、それらの香りの強さが少し「くっさー」と感じたのかもしれません。(濃いココアを飲んだ時のあの強めの匂い)
ですから、先ほどの「ウ〇コとかゲ〇」とかの発言はほぼ完全に誤りだったということが判明したわけですし、王室御用達130年の歴史を誇る老舗の名門メーカー様におかれましては、先ほどの私めの貴社ご商品に対する暴言のほど、なにとぞお許しあるよう平にご容赦願い奉ります。
ともあれ
以前に食べたノアーデノアーのエクストラビターの濃さもそうでしたが、今回のトリュフは何にもまして「香りが濃厚」につきます。
その元がココアだったとしたら、ココアもカカオが原料だから、結局のところ、カカオマスも合わせたスリーキングスで、このトリュフは構成されているのでしょうね。
そしてこの香りは、食べた後もしばらく口の中に残るということ。
この香りが好きになるかどうかで、このチョコバーを生涯愛していけるか否かが決まります。
幸い自分的にはかなり好きな類のフレーバーだったので、これからも変わることなく愛を捧げられる自信はあるぞよと勝手に思いました。
まとめ
では以下にまとめをば。
食べごたえ
ミドル級
歯ごたえ
・御影石のように固く感じるファーストインパクトは「ヘビー級」
・地面で落とし穴を見つけたときのような柔らかさを感じるセカンドインパクトは「ライトフライ級」
・外壁チョコの固さと内部の出来立てセメントココアクリームがともに咀嚼されて絶妙さを感じるサードインパクトは「ジュニアバンタム級」
香り
エキストラ級
リピート性
香りが好きな人にとってはスーパーヘビー級
全体的な評価はこういう感じでしょうか。
さらに付け加えるなら、一緒に飲むドリンクは紅茶のほうが良いかと思います。
それもできればダージリンのあっさり爽やかな味わいとともに飲み込めば、チョコの濃い香りも上手に生きるのではないかと。
最近はこういう海外のチョコも町中の大手スーパーに普通に売っている時代になってきたので、海外物のチョコも手軽に食べたいレビュアーとしてはすごく助かってますね。
私が買ったのは、近所のイオンだったのですが、これからも輸入チョコの輸入が増えそうな雰囲気で、そうなればもう毎日カゴをさげてお買い物に行かねばなりません^^
もちろん
日本のメーカさんも応援していますので、どうかコートドールに負けないくらい濃厚なやつを一発ぶちかましてください。