ワッフルのお店「R.L（エール・エル）」のチョコレート系ワッフルケーキ実食レビューです。
エールエルは1991年に兵庫県の武庫之荘で誕生したワッフルショップで、創業者は建築事務所の社長さんというから驚きです。
「あらゆるものをデザインしたい」という思いで創業したエールエルは、そのスイーツやロゴ、パッケージデザインから確かに「アート」感が滲み出ていますよね。
そんなお洒落なエールエルのワッフルケーキを今回10個（バニラカスタード、あずき、メープル、プレーン、ストロベリー、抹茶、フルーツカスタード、チョコ、ショコラ、ティラミス）ほど入手して実食することになりました。
といってもすべてをレビューするわけではなく、あくまでチョコレート系に限定した感じです。
10個すべてを一人で食べるわけにはいきませんし、それを実行すると文字数がハンパないことになるので、そこはあえてチョコレート好きの自分の原点に立ち返ったという感じですね（単に面倒だという声もあります）
ということでですな！
早速エールエルのチョコレート系ワッフルを喰らいたいと思いますよ！
「チョコワッフル」編
まずはシンプルに「チョコ」ワッフルから食べてみましょう。
包装フィルムを開けると、ワッフルの卵メインの甘い香りとほのかなカカオのフレーバーが鼻を直撃します。
ワッフル生地は柔らかくて、中のチョコムースもプリプリした見た目ですね（弾力性がありそう）
食べてみると、ソフトでありつつ、弾力性のあるワッフル生地がメインの味わいがします。
その後にやってくるチョコムースは、カカオの風味と洋酒のような芳醇な香りがブレンドされていて香り良いです。
ムースと思ったら普通にチョコクリームで、ワッフルの厚みのある生地食感にサンドされてヒヤッとして美味しいですね（冷蔵していたのでムースに見えた）
後味はチョコクリームの芳醇な風味が残って心地よいです。
甘さは生地・クリームともにかなり控えめ。
あっさりした味わいで、無難な美味しさですね。
「ショコラワッフル」編
チョコレートが入ってそうな「濃いめ」のワッフル生地です。
一口齧ってみると、フワッとしつつも、質感もきっちりある食感です。
その後にかなり濃厚なチョコレート味が口いっぱいに広がりますね。
生地にもチョコが練りこまれていそうですし、クリームが強めのカカオ味になってます。
洋酒が入っているのか、かなり芳醇な風味ですよ。
固すぎず柔らかすぎずのワッフル生地、その後にくるチョコムースの香り高さが非常に美味しいです。
後に残るカカオの風味が上品なのがポイントですね。
「ティラミスワッフル」編
瓦煎餅にそっくりな卵と香ばしさのある香りが濃厚です。
クリームは普通にティラミスで、チョコと生クリームの滑らかさとチーズ独特の発酵感がたっぷりします。
生地の味わいよりもティラミスクリームのパワーが強大で、かなりクリーミーでチージー、ほんのりカカオマシー（造語です笑）な味わいが美味しいですね。
濃厚ですが、甘さはそこまで強くないので、あっさり感覚で食べられます。
後味は完全にティラミスですね。
チーズの風味がけっこうあるので、ティラミス単体だとちょっと濃いかもしれないですが、ワッフルのあっさり風味がほどよく中和してくれるので、この二つの組み合わせはすごく良いと思いますよ。
感想まとめ
3種類のワッフルを食べて得た感想です。
チョコ：あっさり味で癖がない
ショコラ：チョコの旨味を味わえる、一番美味しい
ティラミス：濃厚で食べ応えあり
自分的にはショコラ味が最も美味しくてリピートしたいなと感じました。
その次にティラミスがくる感じですね。
チョコは可もなく不可で、まずまずの美味しさかなと思います。
全体的な評価としては、まず難点はワッフルの水気が少なくてパサつき気味なので、食べている時に口の中の水分が奪われてしまうこと。
ここはちょっと興ざめしましたね。
良いところは、一口以上サイズなので、食べ応えは意外にあるというところ。
ワッフルには卵がたっぷり使われているので、お腹もちもけっこう良いです。
味わいに焦点を当てれば、ワッフル生地の個性はそこまでないけれども、クリームの味わいが思っていた以上に重層的かつ奥深かったので、その魅力が全体の評価を上げています。
主役がクリーム、引き立て役がワッフル生地となるでしょうか。
アイススケートの男女ペアでいうならば、女性がクリームで、男性がワッフルみたいな。
コーヒー、紅茶のどちらにも合いますね。
お茶と一緒に食べればワッフル生地のパサパサ感もなくなるので、ティーブレイクにはおすすめでしょう。
甘さ控えめで、あっさり系なので、スイーツ好きの女性にはぜひともですね^^
