昭和23年に創業したチョコレートメーカー「レーマン」の麦チョコです。
昭和36年に日本で初めて麦チョコを売り出したブランドの「麦チョコ」ということで、歴史の重みに「オーマイガッド」となっております。
さて今回の麦チョコはカカオ60%。
これまで麦チョコと言えば「甘い」「カスカスした味」というイメージが強かったのですが、今回のバージョンはハイカカオな濃さが目立っていたというのが、まずは序盤の感想でございます。
ではさらに深い感想をこれから述べていこうと思いますよ。
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レーマン「ムーギチョコ」カカオ60%実食レビュー
95グラムということで、結構な量がありますね。
上のように小皿に移し替えたのはごく一部です。
香りはかなり「濃いめ」。
ハイカカオの風味が存分にでておりますよ。
サイズ感は手のひらミニマムですね。
割ってみると、
麦が見えてます。
香りは濃いといっても、その正体はあくまで「麦チョコ」。
一つ一つはすごく軽いです。
でもその味わいは正反対でしてな・・・
ではここから実食タイムです。
まず一口をカシュッと噛みます。
非常に軽い食感ですが、同時に非常に濃いカカオの苦みと深みが「ぶわっ」と口の中にあふれ出します。
そこにチョコの甘さも加わって「濃い~」な気分になりました。
さらに後味できたのは「焦がした風味」。
スモーキーというのでしょうか、タバコの煙のような香りというのか、炭火焼の炭の匂いというのか、焼いて焦がした食べ物の「お焦げの部分」を口に入れたような「焦がしフレーバー」が残るんですね。
でもって、これが心地いい。
私はコーヒーの香ばしさが大好きなのですが、この麦チョコの後味の香ばしさの「焦がし感」もそれに限りなく近いんですよね。
普通の麦チョコのようなミルクチョコ風味とは全然違う大人の味がしますよ。
さすがは老舗のレーマン。
ただの麦チョコではない「玄人感」を前面に押し出してきていますね!
まとめ
食感は軽いのですが、味は麦チョコの世界観を越えたかなり上級の「焦がし風味」「スモーキー味」がするので、はっきりいって食べ応えはあります。
ハイカカオなのでチョコの味も濃いですしね。
濃い味が好きな自分的にも、これはかなり満足感は高いです。
普通の麦チョコは食べてもあんまり後に残らなくて、あっという間になくなってしまいますが、これは一つ一つの味が濃いので、いっぱい食べなくても全然味わえるんですよね。
そしてコーヒーがかなり合うという副産物もあな嬉しや^^
ということで、ハイカカオ好き、濃いチョコが好き、ビター風味が好きな人にはかなりおすすめの麦チョコですよ。