バラエティチョコ

【アマリエ リーフチョコレート】「ビザンチン」「桜草」実食レビュー

2019年2月20日

バレンタインチョコの実食レビューです。

といっても、私が頂いたものではなく、私の友人夫婦の奥様がご自分向けに買われたものを、ご自宅に遊びに行ったときにご相伴を預かったチョコ、という形になります。

この奥様も私に負けず劣らずチョコ好きで、さらにいえばアートに関心が高い方なので、その二つが融合された今回のチョコブランドを購入されたようです。

その名も「アマリエ」。

耳にしたことはありますし、バレンタインの催し会場に連れと出かけた時も、そのブランドのブースを眺め見たことはありましたが、実際に間近でその容器を見ると「おおお・・」となりますね。

なにせデザインが絵画的すぎる。

ご覧の通りのロココ調な風味のあるデザインがパッケージの表面に施されており、その時点で「うむ、アートが好きな女性に愛されそうなデザインだ」と頷きました。

しかもその入れ物は缶になっていて、再利用が全然可能だというエコな優れもの。

見た目のデザインも秀麗、箱も再び使える、あとはチョコの味わいだよ君!となるわけですが、これが実に美味しくてですね・・

その味わいは例えて言うなら春の訪れのようでいて、それでいて南欧の降り注ぐ太陽の光を全身で受け止めたようなヘルシーダイナマイトな力強さに満ちているというか、さらにその硬質なカカオの深みが、、、

いや、そろそろこの辺で止めておきましょう。

あまり前半で語ってしまっては、写真とともに見る喜びが失われますからね。

では早速、その実食レビューをご覧いただきましょうか!

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アマリエ「ビザンチン」「桜草」実食レビュー

まずは二つの箱の外観をご覧にいれましょう。

こちらです。

箱だけではなく、ポシェット型のカバーもついていました。

「このカバーも良かったんですよ~」と奥様談。

触らせてもらいましたが、肌触りの良い丁寧な感触で、皮とまではいかないものの、ちゃんとした起毛素材のしっかりとしたものでしたね。

袋の段階ですでに「おおお」が止まりません。

ではいよいよチョコに参ります。

ビザンチン

まずはビザンチンからです。

何がどうビザンチンなのかははっきりとは分かりませんが(苦笑)、たぶん絵の主人公の名前か、チョコレートの種類のことを言うのでしょうね。

原材料をみると、シンプルなカカオタイプです。

では中身をば。

おおお。

リーフの形も鮮やかな造形タイプ。

カカオの濃厚な香りがふわっと漂ってきます。

これはいかにもストロングタイプのダークチョコの予感。

では食べていきましょう。

まず香りと同様に、噛んだとたんに濃いカカオマスの風味が口いっぱいに広がります。
とはいっても、かなり上品な香りで、決して「くどさ」「カカオマス臭さ」を強調させるような露骨な風味ではありません。
味わいそのものは、少しビター。

こちらも「苦み」とまではいかない爽やかな味わいで、かなり美味しいと感じました。

上質な口当たりというのが最もふさわしい美味しさ。

さすがはビザンチンです。

桜草

続いて「桜草」です。

奥様に聞いてみると、この名前は容器のデザインを指すものではなく、チョコの種類になるのだとか。

(やはりな・・)と訳もなく渋い表情で眉間に皺を寄せながらチョコを一つつまむと、ビザンチンと異なり「乾燥いちご」が入っていることが判明。

ということは、かなりフルーティーな味わいが期待できるということでしょうか?

では開封といきましょう。

やはりストロベリー。

苺の香りがふわ~っと心地よく鼻面を撫でて過ぎ去っていきました。

近くで見てみると、ホワイトチョコに乾燥イチゴをクラッシュしたものを散りばめているようですね。

では食べていきましょう。

まず香りは「ストロベリー」。

チョコフレーバー界では不動の一位ともいえる至高の存在、それが「いちご」。

その甘さと酸っぱさが入り混じった恋の香りを鼻孔に感じながら、一噛みすると、爽やかなホワイトチョコレートの風味が口いっぱいに広がりました。

ホワイトチョコのマイルドな味わいと、上品な苺の風味がブレンドされて、爽やかなミルキーチョコの美味しさがダンスを繰り広げるマウスシアター。

それも社交ダンスという感じの優雅な味わいで、さわーっと上品な香りが口の奥から鼻に抜けていき、「こ、これはたまらん」とばかりに私は目から出る感動の涙を拭くのに必死でした。

そんな私の様子を微笑ましく見つめる友人と奥様の温かい応援の眼差しを受け、私もフフと笑顔で返すと「では最後の一口を頂戴つかまつる」と深々と一礼すると、最後に容器に残ったチョコを神妙に指でつかんで口の中に入れたのでした。

ああ、至高のひととき。

桜草、その名は忘れませぬぞ・・

まとめ

最後は田舎の三文芝居のようなよく分からない演劇描写になってしまいましたが、チョコの味そのものはレビューに書いた通りで、どちらも上品で香り高い味わいでした。

このチョコレートのメーカー「アマリエ」は、現存するスペイン最古のチョコレートブランドで、豆の選定から製造まで全てを自社で行う「ビーントゥバー」の先駆けのような老舗ブランドです。

アマリエ ┃ CHARMANT GOURMAND

その象徴ともいえるパッケージの絵画は、

三代目アマリエはカカオも芸術ととらえ、カカオと芸術をこよなく愛しており、アルフォンス・マリア・ミュシャを始めとして、ジョセフ・トリアド、ラファエル・ド・ペナゴスなど 数々のアーティストのパトロンとして芸術家育成に努め、自社の広告に起用しました。 現在も、当時の美しいデザインがアマリエの商品パッケージに使われています。

(上記サイトより)

が元になっており、有名なアーティストの作品を容器にデザインしたようですね。

スペインといえばフェリペ2世がハプスブルグ家出身の国王として、本国スペインだけでなく16世紀当時のヨーロッパやアジア、アメリカに君臨したことで有名ですが、出身母体のハプスブルグ家が芸術家のパトロンとして欧州文化の伝統の保持に努めた歴史もあり、まさにアマリエもその系譜につながるのかもしれません。

そんな由緒正しいスペインの伝統と芸術文化を表現したビザンチンと桜草。

美しいデザインと上品な味わいに、16世紀の息吹を感じた私はこれからもアートの道を究めるために、さらなるアマリエのチョコ実食の旅に出かけたいと思っています。

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