モンブランケーキです。
モンブランといえば、マロンに満ちたイエローのケーキでございます。
本来は栗なので「秋」が旬なのですが、12月の冬の季節でもぜんぜん美味しく見えるから栗のカラーは魔法です。
表面にのった栗色のスイーツヌードルがこれもうほんとに最高でしてね。
見るだけでお箸ですくいたくなるんですが、それをすると「ベちゃっ」と潰れてしまうんで毎回諦めてるんですよ。
それくらいこの麺状のクリームの出来栄えに惚れ惚れしているという・・・・
近所の洋菓子店で購入しました。
地元でやっている洋菓子店なんですが、ここのケーキがまた美味しくてですね。
お店を発見したのが4年か5年ほど前なんですが、そのときに買ったのがこのモンブランケーキなんですよ。
そのときに食べて「うんまーっ!」と叫んで以来、そこのモンブランを贔屓にしております。
そんなマイモンブランケーキを今回も頂くのですが、これがもう・・・
いい感じですよね。
たっぷり乗ったモンブランクリームとその下にある生クリーム&スポンジ&クリーム&スポンジの5層。
これを口にいれたときの複合的な味わいがなんともいえんのですよ、ほんとうに。
まあなんといっても無類のクリーム好きとしてはトップのマロンクリームですよね。
このマロンを織り交ぜたクリームの良いところは、決して「スムーズ」な口当たりだけではないところ。
ほんの少しざらつきがありましてな。
それがマロン(栗)の食感なのかどうかは分からないのですが、ほんの少しのざらつきが与える他の食材との合わせ技テイストが最高なんですよ。
そしてこの切り口!
キレイですね~
美しいですよね~
明るさと優しさに彩られた黄色の天国。
もう僕はこの中に入って人生の残りを過ごしても良いと思うくらいですよ(ここは半分ウソです)
でもって、ついでに実食レビューをしますと、この表面のマロンクリームはかなり甘いんです。
ざらつきと甘さ。
たぶん栗の甘さも入っているんでしょうね。
通常のクリームよりはかなりスウィーティー。
でもですね、続けて口に入れたケーキの本体ではまったく違う世界観が出現するのですよ。
マロンの下にあるあっさりした生クリーム。
これが案外に甘さもそこまででなく、マロンの舌触りに比べてかなりスムージーなんです。
さらに続けてくるスポンジ部分で上部の「甘さ+滑らかさ」のダブル攻撃を柔らかく「ふんわり」と受け止めてくれるという。。
単純に甘くて美味しい!というものではなくて、甘さとざらつきと滑らかさとソフトさの幾重もの要素が絡み合ってほぐれあって「優しい味わい」に落ち着くのがモンブランケーキの魅力なんですよね。
これが普通のモンブランだとここまでの魅力は出せません。
あくまでモンブランを載せたケーキだからこそ味わえる「洋菓子店の本物のモンブランケーキ」だからこそですよ。
さらにいうと、ここで熱いブラックコーヒーを飲んだら、ものすごく美味しくなりました。
甘さがまだ最後まで残っているせいだと思いますが、栗の少し香ばしい雰囲気と合わせて飲むと、えらく「美味しい!」と感じてしまったということ。
モンブランにはコーヒーの法則が出来上がりましたね!
モンブランケーキの感想まとめです。
・マロンクリームは甘くてざらつきがある
・生クリームはあっさり味で滑らか
・スポンジは予想以上にふんわり
・一緒に食べると「優しい味わい」になる
・ブラックコーヒーを仕上げに飲むと、えらく美味しくなる
ということでございます。
総合的にいうと「モンブランケーキはシンプルなモンブランより複雑な味わいを楽しめる」ということですね。
少し前にコンビニのモンブランを頂きましたが、あれよりもスポンジケーキが本式だったので、その合わせ技をより味わえたということになりますね。
甘党としては表面の甘いモンブランクリームだけでも満足なんですが、やっぱりケーキとしての味わいは深いですね。
ということで、モンブランケーキは美味ということで。
さらに熱いブラックコーヒーを合わせると最強ということで。
皆さんもぜひマロンケーキを楽しんでくだされ!