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チョコレート焼きそばをバレンタインに贈ったらどうなるのか?

以前にインスタント焼きそばのチョコレート味を食べたことがあります。

ネットで紹介されていて「なんだこれは?これって・・美味しいのか?」と俄然に興味を持ち、慌てて外に出て近所のコンビニやスーパーを駆け巡りました。

その結果、2つの焼きそば「ぺヤング」と「一平ちゃん」を入手したのです。

どちらもバレンタインの時期に売り出されていて、ペヤングのほうは「義理用」的な表記がしてありましたね。

さて、その2つを早速、帰宅後に食べ比べて見たのですが、これがですな・・

一つはゲロく、もう一つは微妙な味だった

タイトルの通りです。

どちらもチョコ味といっても、チョコソースをかけるだけなので、麺とかは普通の焼きそば。

想像してたのは、麺もチョコが練り込まれていて、ちょっと普通の面より香ばしい期待があったのですが、これではただのチョコソース焼きそばではないか!!と一人キッチンで憤慨していた記憶があります。

そのまま食べ続けたのですが、一平ちゃんのほうはチョコの味がかなり甘く、はっきりいってマズかったです。

しかも一平ちゃんは量がけっこうあるので、これを全部食べ切るのは拷問だ!となって、後でチョコソースの部分だけ捨てて、冷蔵庫から取り出したお好み焼きソースで口直ししましたっけ。

とりあえず一平ちゃんを一口食べてから、次にペヤングに挑戦。

これが意外にマシでした。

それほど甘くなく、ほどよく香ばしさがあったので、まだ食べれるぞと。

とはいっても、基本はチョコソースなので、やっぱり最後までは無理。

悪いことに、このとき序盤で「これはイケる!」と勢いに任せて面をかき混ぜたものですから、最初の一平ちゃんのようにソースがかかった部分だけを捨てて再利用することはできません。

なのでメーカーさんには悪いのですが、残りを流しに・・・

ではなく、そのまま平らげてしまいました。

それくらい、ペヤングのチョコやきそばは、まだ食べれるレベルだったということで。

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義理チョコに焼きそばを贈った人はいるのだろうか?

2つのチョコ焼きそばは人気がなかったようで、発売そ次の年には店頭で見かけることはありませんでした(2017年)

まあそうだろうなあ、と納得の味だったので、やきそばメーカーのバレンタイン商戦への乱入は失敗に終わったわけですね(企画した人はどこか飛ばされたのだろうか?)

アメリカンドリームではないけれど、何事もチャレンジ精神は大切なので、たとえ不味くてもこの試みは評価します。

ただ時期的にも表記的にも「義理チョコ」を前面に押し出して販売した以上(特にペヤング)、それを買う人も必ずいるはずで、しかもそれを本当に義理チョコで贈ってしまう人も少なからず存在したと思うのですね。

男同士のネタとか、学生同士のじゃれあい程度のノリならまだ分かりますが、もし普通の職場でこれを渡されたら、男性的にけっこう「引いて」しまうような気がします。

焼きそばだからその場で開けて食べるわけにはいかないし、給湯室でお湯を入れてわざわざ作って休憩室でチョコレート入りの焼きそばを食べるというのも、成人した男の行動としては如何なものかと。

たぶん、渡してきた女性社員は「これ良かったらどうぞー。じゃねー」と軽やかにその場を離れていくのでしょう。

それを渡された同僚もしくは部下もしくは上司(この場合はかなり深刻だ)は茫然としてチョコ焼きそばを見つめ、やがてお腹を押さえながら「さっき昼飯を食べたばかりなんだが・・せっかくもらったんだしなあ」といいながら、給湯室に向かうことが容易に予想できます。

そこでお湯を入れ、3分待って中のお湯を捨てて、誰もいない職場(休憩室で皆に見られるのはさすがに恥ずかしい)の自分の机でズルズルとすすっていたとします。

もしそのとき、直属の上司やお偉いさんがたまたま職場の前を通りかかって、一人寂しく焼きそばをすすっている姿を見つけて「おお、彼は最近頑張ってるから、ちょっと声でもかけてやるか」と普段は微塵も思わない優しさをその場に限って発揮して、すたすたと焼きそばを一心不乱に食べている場所に近づくのです。(ここから想像モード)

「やあ」

ポンと肩を叩こうとして、上司は見た。

テーブルの上に乗っている焼きそばの中身を。

チョコソースまみれになった麺の姿を。

そしてそれをすすろうとして今まさに口の前にもってきて、自分に顔を向けた間抜けな顔な部下の顔を。

(焼きそば・・・それもチョコレート)

「おっ、おほん」

軽く咳払いし「美味しそうだね」と言葉をかけてみた。と同時に頭の中で瞬時に次のことを思った。

(この男は昼休みの終わり際の時間に、チョコレート入りの焼きそばを食べている。食べているものが摩訶不思議すぎるし、こんなものを平気で食べている神経はわからん。しかも一人でだ。コミュニケーションとか仕事の悩みとか、何か抜き差しならないものを抱えているのではないだろうか?だとしたら、この男を管理職に据えたのは間違いだったのではないだろうか?だいたい仕事のデスクでチョコが飛び散ったらどうするというのだ?大事な書類に対する心遣いもないというのか?)

徐々に膨らみゆく部下への疑念と怒りを腹に沈め、部下の肩をポンと叩いた。

「や、やあ、なんだかいい匂いがしてね。まあそのまま続けたまえ」

そう言ってその場を立ち去ったのである。次の査定のことを考えながら・・・

一方で顔をあげたまま間抜けを表情で口いっぱいにチョコ焼きそばを頬張る男性社員は、立ち去る上司を眺めたまま、残り5分にまで迫った休憩時間の終わりに気づくことなく、再び下を向いてチョコにまみれた焼きそばを一心不乱にかきこみ始めるだった・・・

という状況が起こり得るかもしれないのです。

これは怖い。

この状況が上層部に伝わったら、その男性は「職務不適格者」もしくは「部下や同僚との関係が上手くいっていない人間関係に問題がある人間」との評価を受けて次の査定で給与やボーナスの額が下げられるか、管理職の立場から外されることになるかもしれません。

チョコレートがもたらした職場の惨事。

本来なら楽しくてウキウキするはずのバレンタインデーが、たった一つのチョコ焼きそばで何もかもが台無しになる可能性を秘めているのです。

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まとめ

たかがチョコ焼きそば、されどチョコ焼きそば。

そんな恐ろしい可能性を秘めたチョコ焼きそばが製造廃止になったことは嬉しくもあり、哀しくもあります。

チョコ好きとしてはバージョンアップしてまた販売してほしいというひそかな思い。

でもこれを真剣に義理チョコで渡されたら、義理とはいえ、ちょっと見下げられた感じがして屈辱という複雑な思い。

なのでどうかペヤングさん、一平ちゃん。

次の企画の際にはチョコを麺に混ぜ込んで発売してください(これなら口の周りをチョコソースでべとべとにすることがない)

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