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チョコレート焼きそばをバレンタインに贈ったらどうなるのか?

2020年1月26日

以前にインスタント焼きそばのチョコレート味を食べたことがあります。

ネットで紹介されていて「なんだこれは?これって・・美味しいのか?」と俄然に興味を持ち、慌てて外に出て近所のコンビニやスーパーを駆け巡りました。

その結果、2つの焼きそば「ぺヤング」と「一平ちゃん」を入手したのです。

ということで、今回はチョコ焼きそばの実食レビューと、チョコ焼きそばにまつわるエピソードを紹介していきましょう。

*追記で日清のカップヌードルについても取り上げています。

一平ちゃん&ペヤングのチョコ焼きそばレビュー

どちらもバレンタインの時期に売り出されていて、ペヤングのほうは「義理用」的な表記がしてありました。

さて、その2つを早速、帰宅後に食べ比べて見たのですが、これがですな・・

かやくとソース

噂のチョコソース

麺はノーマル

トッピング(チョコ製っぽい)

むにゅっとかけます

これは普通のソース

混ぜると

完成!

香りはけっこうチョコレートです。

見た目はソース焼きそばですが、落胆したのが、チョコの元がソースだけだったこと。

想像してたのは、麺もチョコが練り込まれていて、香ばしい風味を期待してたんですよね。

ところが、チョコの味がかなり甘く、はっきりいってマズかったです。

量がけっこうあるので、これを全部食べ切るのは拷問だ!となって、後でチョコソースの部分だけ捨てて、冷蔵庫から取り出したお好み焼きソースで口直ししました。

とりあえず一平ちゃんを一口食べてから、次にペヤングに挑戦。

これが意外にマシでした。

それほど甘くなく、ほどよく香ばしさがあったので、まだ食べれるなと。

とはいっても、基本はチョコソースなので、やっぱり最後までは無理。

悪いことに、このとき序盤で「これはイケる!」と勢いに任せて面をかき混ぜたものですから、最初の一平ちゃんのようにソースがかかった部分だけを捨てて再利用することはできません。

なのでメーカーさんには悪いのですが、残りを流しに・・・

ではなく、そのまま平らげてしまいました。

それくらい、ペヤングのチョコやきそばは、まだ食べれるレベルだったということで。

ということで、もしチョコ焼きそばを食べる機会があるならば、間違いなくペヤングをおすすめしますよ。

もしも会社でチョコ焼きそばを義理チョコで渡されたら

2つのチョコ焼きそばは人気がなかったようで、発売の次の年には店頭で見かけることはありませんでした(2017年)

まあそうだろうなあ、と納得の味だったので、やきそばメーカーのバレンタイン商戦への乱入は失敗に終わったわけですね(企画した人はどこか飛ばされたのだろうか?)

アメリカンドリームではないけれど、何事もチャレンジ精神は大切なので、たとえ不味くてもこの試みは評価します。

とはいえ

男同士のネタとか、学生同士のじゃれあい程度のノリならまだしも、もし普通の職場でこれを「はい。バレンタインチョコね♡」と渡されたら、男性的にけっこう「引いて」しまうような気がします(いや普通にドン引きです)

焼きそばだから、その場で開けて食べるわけにはいかないし、給湯室でお湯を入れてわざわざ作って、休憩室でチョコレート入りの焼きそばを食べるというのも、成人した男の行動としては如何なものかと。

おそらくですが、こういう形でこのチョコ焼きそばを渡してくる女性社員というのは「これ良かったらどうぞー。じゃねー」と軽やかにその場を離れていくのでしょう。

そしてそれを渡された同僚もしくは部下もしくは上司(この場合はかなり深刻だ)は茫然としてチョコ焼きそばを見つめ、やがてお腹を押さえながら

「さっき昼飯を食べたばかりなんだが・・せっかくもらったんだしなあ」

といいながら、給湯室に向かうことが予想できます。

お湯を入れ、3分待って中のお湯を捨てて、誰もいない職場(休憩室で皆に見られるのはさすがに恥ずかしい)の自分の机でズルズルとすすっていたとしましょう。

もしそのとき、直属の上司やお偉いさんがたまたま職場の前を通りかかって、一人寂しく焼きそばをすすっている社員の姿を見つけたとしたら・・・

「おお、彼は最近頑張ってるから、ちょっと声でもかけてやるか」

と普段は微塵も思わない優しさをその場に限って発揮して、すたすたと焼きそばを一心不乱に食べている部下の机に近づいたとすると・・・(ここからは妄想モード)

「やあ」

ポンと肩を叩こうとして、常務は見た。

テーブルの上に乗っている焼きそばの中身を。

チョコソースまみれになった麺の姿を。

そしてそれをすすろうとして今まさに口の前にもってきて、自分に顔を向けた間抜けな顔な部下の顔を。

(焼きそば・・・それもチョコレート)

「おっ、おほん」

軽く咳払いし「美味しそうだね」と言葉をかけてみた。

と同時に、頭の中で瞬時に次のことを思った。

(この男は昼休みの終わり際の時間に、チョコレート入りの焼きそばを食べている。食べているものが摩訶不思議すぎるし、こんなものを平気で食べている神経はわからん。しかも一人でだ。コミュニケーションとか仕事の悩みとか、何か抜き差しならないものを抱えているのではないだろうか?だとしたら、この男を管理職に据えたのは間違いだったのではないだろうか?だいたい仕事のデスクでチョコが飛び散ったらどうするというのだ?大事な書類に対する心遣いもないというのか?)

徐々に膨らみゆく疑念と怒りを腹に沈め、常務は社員の肩をポンと叩いた。

「や、やあ、なんだかいい匂いがしてね。ちなみにそれは昼飯かい?」

「え、ええ、まあ」

口の端から麺をはみださせた間抜けな顔で返事をした社員を見ると、より怒りが増してきた。

「美味しそうじゃないか。かまわんよ、そのまま続けたまえ」

心とは裏腹の言葉をかけてねぎらいながら、次の査定のことを考えながら立ち去って行ったのである。

一方で、顔をあげたまま間抜けを表情で口いっぱいにチョコ焼きそばを頬張る男性社員。

立ち去る常務を眺めたまま、残り5分にまで迫った休憩時間の終わりに気づくと、再び下を向いてチョコにまみれた焼きそばを一心不乱にかきこみ始めるだった・・・

という状況が起こり得るかもしれないのです。

これは怖い。

この状況だと、間違いなくこの社員は「職務不適格者」もしくは「部下や同僚との関係が上手くいっていない人間関係に問題がある人間」との評価を受けて次の査定で給与やボーナスの額が下げられるか、管理職の立場から外されることは予想されます。

チョコレートがもたらした職場の惨事。

本来なら楽しくてウキウキするはずのバレンタインデーが、たった一つのチョコ焼きそばで何もかもが台無しになる可能性を秘めているのです。

なので、世の中の女性の方には、どうかバレンタインデーに職場で「チョコレート焼きそば」を贈らないようにお願い致します。

まとめ

たかがチョコ焼きそば、されどチョコ焼きそば。

そんな恐ろしい可能性を秘めたチョコ焼きそばが製造廃止になったことは嬉しくもあり、哀しくもあります。

チョコ好きとしてはバージョンアップしてまた販売してほしいというひそかな思い。

でもこれを真剣に義理チョコで渡されたら、義理とはいえ、ちょっと見下げられた感じがして屈辱という複雑な思い。

なのでどうかペヤングさん、一平ちゃん。

次の企画の際にはチョコを麺に混ぜ込んで発売してください(これなら口の周りをチョコソースでべとべとにすることがない)

追記(2021年12月)

チョコ焼きそばはこれ以降、普段の店頭では販売されませんでした。

おそらくバレンタインデー限定の商品だったと思います。

というか、あまり美味しくなくて、不人気だったのが理由と思いますが笑

そこで気になるのがq日清カップヌードル。

日清はここ数年で立て続けに面白い商品や斬新なコマーシャルで人気を呼んでいて、先日ツイッターでもそのことを取り上げています。

この流れだとひょっとしたら、バレンタインではチョコレート焼きそばを日清が発売するかもしれませんよね。

そうなったらきっと美味しいチョコのヌードルが出来上がるでしょうし、何よりもCMの内容が気になるところ。

ぜひとも期待したいですよね。

美味しくて面白いCMでチョコ焼きそばの復権をぜひとも。

日清さん、どうかお願いしますよ!

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