スイーツの魅力を伝えた「お菓子本」の紹介です。
ケーキやモンブランなどのクリーム系スイーツから、フィナンシェやマドレーヌなどの焼き菓子、抹茶やフルーツを使った色とりどりのお菓子、小麦粉を使わないヘルシーなケーキなど、広い分野からそれぞれのスイーツの魅力や作り方を取り上げています。
お菓子作りが好きな人にはレシピの参考になりますし、私のように「食べ専」にとっては見ているだけで「買いに行きたくなる」魅力が満載。
ぜひどれか一冊でも見て頂いて、スイーツの世界に浸ってもらえたらと思います。
では早速紹介していきましょう。
Check!!ケーキの通販・宅配おすすめ
Check!!チョコレートの香水おすすめ
「作りたくなる・食べたくなる」スイーツ本8選
洋菓子 クリームの事典
洋菓子の基本である「クリーム」に重点を置いた本になります。
サブタイトルのとおりに人気パティシィエがそれぞれのクリームの作り方を紹介しており、見ているだけで気分が上がります^^
白くて滑らかなクリームこそが洋菓子の基礎であり全てであり、クリームがない洋菓子など洋菓子ではないわ!という「クリーム原理主義者」の私からすれば、この本はもうバイブルに等しいですね。
それぞれのクリームの紹介にケーキなどの洋菓子の写真が添えられているのも、ケーキ好きとしては非常に嬉しいです。
美味しいクリームがどこにどう使われているのか、そして同じクリームでも部位によっては名称も与えられた役割も異なるという「クリームの教科書」的な描写にも感服。
というかですね・・・
シンプルにクリームが好きで好きでたまらない人にはビジュアル的に最高ですよ^^
発刊は2011年と少し古いですが、今見ても楽しめる名著ですね。
モンブランの技術
洋菓子の隠れ名作「モンブラン」の製菓本です。
プロの職人が写真付きで作り方を教えてくれています。
モンブランはとにかくその見た目がいいです。
麺のようにひも状になった栗入りのクリームを、ケーキ生地などをベースにしたスポンジに乗せた生クリームやホイップの上に山のようにかける姿を見せつけられたら、これはもう「涎」鹿出てきませんから^^;
一般的はモンブランは麺のような形ですが、それ以外にも別バージョンのモンブランスタイルがあって、見ているだけで楽しくなります。
表面のモンブランクリームは少し香ばしくてザラっとしていて、中のクリームは滑らかで口溶けが良いコントラストも最高ですよね。
ということで、モンブランの魅力を余すところなく伝えたこの本は、世の中のモンブラン好きに必携の書だと思いますよ^^
純・洋菓子の本
洋菓子の粋を集めたガイド本です。
流行りのお洒落なスイーツではなく、クラシカルな正統派の「洋菓子」をメインに置いているところが「真のスイーツ好き」にとっては魅力になっています。
昔ながらのイチゴのショートケーキ、白鳥のシュークリーム、色とりどりはマカロン、栗たっぷりのモンブラン・・・どれも写真が充実していて、見ているだけで食べたくなりますね~
紹介されているお店も昔ながらの伝統的な洋菓子屋さんで、子供の頃から親に連れられて通っていた自分としても、懐かしい気分になってしまいました^^
プロの作り方も紹介されていたり、有名店の紹介もあるので、洋菓子好きなら必携の書だと思いますね!
ベルギーパティシエがていねいに教える とっておきのごほうびスイーツ
youtubeでスイーツの紹介をしている有名パテシィエ「レソンシエル」さんの菓子レシピ本です。
現在はベルギーに在住していて、現地から美味しいケーキや洋菓子の作り方を動画で紹介しているとのこと。
私は本で出会ったので動画はまだ見たことはないのですが、きっと書籍で紹介されるスイーツ以上の素晴らしいお菓子が目白推しなのでしょうね。
そんな有名スイーツyoutuberの手からなるお菓子の数々はとにかく「美しい」の一言。
色とりどりの洋菓子が紹介されていて、お菓子作りをしない自分でもハマってしまいそうになります。
読者レビューではレシピや作り方が「上級者向き」ともあり、この本の内容をそのまま実践するのは少し難しそうですね。
ただシンプルに美しい洋菓子を眺めておきたい自分のような「食べ専」「観る専」のスイ―ターとして、それだけでも十分に満足できる内容だと思いますよ^^
抹茶のおやつ100
抹茶を使った和洋のおやつやスイーツを紹介した本です。
表紙と同じように可愛らしいデザインがこの本の魅力の一つでもあります。
100の抹茶菓子を紹介しているので、一つ一つは駆け足の説明になるのですが、それでも見開きで目に飛び込んでくる抹茶色のスイーツの美しさは目を見張るものがありますよ?
全てがスイーツというのではなく、フード系のおやつも掲載されているので、これはまたこれでバリエーションが多くなり、読んでいて飽きが来なくなるメリットもあるでしょうか。
生粋のスイーツ好きである自分的には、全てのページを抹茶の甘菓子のみで染めて欲しかったんですけどね(笑)
簡単にできる抹茶のおやつが多いので、すぐにでも家で作れるのが良いですね。
和菓子の基本
和菓子のガイド本になります。
美味しい和菓子の歴史や種類を写真つきで紹介されていて、ざざっと和菓子の魅力を楽しむことができますよ。
ムック本なので、どうしてもそこまで深い内容にはならないのですが、実は日本人が意外に知らない和菓子の魅力をコンパクトに教えてくれる良さはありますね。
和菓子のレシピ本というよりも、和菓子とは何ぞや?とか、美味しさの秘密と由来を知るのに最適な一冊だと思います^^
白崎茶会の新しいおやつ
オーガニック料理研究家の白崎裕子さんが贈るヘルシースイーツ本です。
アレルギーの原因にもなる小麦粉を使わないスイーツをレシピ付きで紹介しています。
私自身は小麦アレルギーではないので、いまいちピンとこないのですが、実際にアレルギーを持つ方でお菓子を食べたい人にはおすすめの書かと思います。
自分的にこの本をチョイスしたのは、本に使われているスイーツ写真の美しさにあります。
使われている食材も大切ですが、スイーツ好きにとってはクリームが満載の美味しそうな菓子は見ているだけで幸せになれるので、この本のビジュアル性の良さはそれだけで読む価値ありなんですよね。
もちろんヘルシースイーツの大家の人気本ということでもおすすめに値しますので、ご自宅でのお菓子作りの教科書にぜひ選んで頂ければと思います。
世界の郷土菓子
世界中を旅して、世界各地の郷土菓子を研究してきたパティシィエによる「旅日記&お菓子の紹介本」です。
世界各地の美味しそうな郷土菓子を写真付きで紹介しつつ、現地での様子を綴る内容になっています。
シンプルなお菓子本ではないのですが、同じく旅好きの自分としては写真や文章から感じられる「空気感」がたまらなく好きになりました。
それぞれの国のお菓子の作り方も掲載されており、日本である材料で作れるのが良いですね。
読者レビューでも「子供用に買った」という方もいて、お子さんと一緒にお菓子作りを楽しめる本作りにもなっていると思います。
世界の文化を楽しみつつ、気軽にお菓子を作れる本としておすすめですね^^
まとめ
スイーツの魅力を余すところなく伝えた書籍8選を紹介しました。
基本的にはレシピ本になりますが、旅日記やお菓子の文化も同時に伝えているものもあり、単なるスイーツ本以上の知見を得ることができるのも魅力の一つだと思います。
家でお菓子作りの参考にするもよし、カフェでコーヒーを飲みながら読むのも良し、それぞれの好みにあった読み方でスイーツの魅力を感じて欲しいですね。
私はとにかくクリームが好きなので、本を読んでますますクリームへの愛情が増しましたよ^^
これを書いている間にも「クリーム熱」が増してきたので、これから外に出てクリームを買いに行くことにします^^
皆さんもぜひ^^