和スイーツ

上品な甘さが絶品!千鳥屋宗家の最中「宮乃桜」実食レビュー!

2022年1月5日

和菓子の実食レビューです。

紹介するのは千鳥屋の「宮乃桜」。

超絶的に上質できめ細かい餡をベースにして「まるで桜の花びらのようにはかなく散りゆく」表皮の風味が絶品だったという感想文になります。

もうこの時点で言いたいことはほぼ90%終えているのですが(笑)、商品写真と千鳥屋という老舗の偉大さをこれから紹介しなければ、このスイーツ実食ブログを運営している意味はないというものです。

ということでですね、まずは最中スイーツの実食レビューを紹介した後は、千鳥屋の歴史と魅力を語っていきたいと思いますよ!

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千鳥屋宗家「宮乃桜」実食レビュー

頂いたのはセットですが、その中から2つを取り上げます。

こし餡と白餡の2種類。

まずは「こし餡」を頂きましょう。

原材料は「砂糖、小豆、もち米、寒天、水あめ、トレハロース」

白い表皮を桜に見立てています。

中身はこちら。

きめ細かいですね。

実際に食べてみると、これが実に「繊細」で「上品」な味わいでして。

まず何よりも「表皮」の生地がすでに「繊細」で、手に取るとすぐに「くずれ落ちていく」ほどの優しさと弱さを兼ね備えているんです(まるで私の繊細なハートのようです)

ちょっと割っただけで「パラパラ」と生地が細かく崩れていきますから。

もちろん口の中でも同じで、すぐに溶けていくのが嬉しいんですよね。

最中を嫌いな理由の一つが「皮が口に残る感覚」ですから。

そしてなによりも感動させてくれたのが「こし餡」。

これが本当に繊細でしてね。

滑らかな口当たりもそうですし、もっちりしたマイルド感もものすごく口に合いました。

あとは甘さも上品だということ。

くどさがないんですよ。

こし餡、良きですな!

ということで、次がピンク色の白餡です。

これも表皮が繊細なので、袋から出す時に上の部分を欠けさせてしまいました。

中身は白餡となっています。

原材料は「砂糖、手亡豆(インゲン豆)、もち米、寒天、水あめ、トレハロース、着色料」

こちらの餡も同じく繊細ですが、白餡よりも「もっちり感」は少な目ですね。

むしろほのかな香りが心地よいです。

同じく表皮も「超繊細」ですから、いちいち手に持つだけでパラパラと崩れていくのは、ちょいと難儀しました笑

それでも美味しさはどちらも「満点」です。

今までの私の最中に対する印象をガラッと変えてくれた絶妙の口あたりでしたからね。

しかもこの最中はどちらもコーヒーに合うというのが、コーヒー好きの私の好みにぴったりですね。

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さすがは和洋折衷の千鳥屋の和菓子ですよ!

千鳥屋は創業1630年の超老舗だった!

実食レビューが終わったところで、次はお店の紹介をしていきます。

かねてよりデパートや駅構内のショッピングモールなどでよく見かけていた和菓子ブランドでしたが、あまり今まで買ったことも食べたこともなかったんですよね。

店構えが上品そうでしたし、揃えられている和菓子も上品なものが多かったので「庶民の自分には似合わないな」と敬遠していた気配もありました。

今回はその千鳥屋のお菓子を頂いたということで「これは良い機会だな」と。

で、食べる前にお店のことをちょいと調べてみようということで、店舗サイトを見てみたんですよ。

千鳥屋の公式サイト

そうしたら予想外にすごいことがわかりまして・・・

 

創業1630年

 

超老舗ですがな!と。

2022年になる今年で390年の超歴史を誇ることになりますがな!!と。

ホームページの「千鳥屋のあゆみ」の先頭に書かれている年号が「寛永」ですから!

その古さが分かるというもんです。

佐賀県が発祥のお菓子店で、昭和初期に福岡に拠点を移し、令和になった現在は福岡の中州川端で本店を構えるに至っています。

九州は江戸時代に長崎を通じて南蛮文化を取り入れていた地域で、そこで伝わった菓子作りと原材料の砂糖の流通の流れが、千鳥屋が創立した佐賀県にも影響したとされています。

なので実は九州は江戸や京都、大阪よりも欧州の文化が色濃く影響していたんですよね。

千鳥屋で作られるお菓子も、南蛮菓子のカステラに影響を受けた「千鳥饅頭」をはじめ、丸ボーロ、チロリアンなどのポルトガル菓子を発展させたものがメイン。

現在のラインナップもカステラ、チロリアン、丸ボーロ、バームクーヘン、コーコス(クッキー)、どら焼き、千鳥饅頭、最中、あんころもち、など和洋折衷のよりどりみどりなものになっているということですね!

今回頂いた「宮乃桜」は、千鳥屋の分家である「千鳥屋宗家」の商品なんですよ。

千鳥屋宗家サイト

佐賀県を発祥とする千鳥屋ですが、長い期間を通じて全国展開する中で、全国に散らばった子息がそれぞれの土地で別店舗として経営をしてきた経緯があるようでして(4系統あるようです)

千鳥屋宗家は大阪の千鳥屋になり、関西に住む知人が購入してお持ちいただいたという流れになるのですね。

レビューまとめ

老舗お菓子ブランド「千鳥屋」の最中を美味しくレビューさせてもらいました。

上質なお菓子は口に入れるだけで「幸せな気分」にさせてくれるものだと、改めて気づかされた感がありますね。

今まで知らなかった店の歴史や現状を知ることができて、これでまたお菓子に関する関連知識に厚みができたというものですよ。

すごく美味しくて上品だなというイメージができましたし、これから駅のショッピングモールやデパートで千鳥屋の店舗を見た時は、素通りせずに商品をチェックして、タイミングがあえば購入していきたいと思いますよ。

今回紹介した宮乃桜は「11月20日~翌年4月初旬までの期間限定販売」になっていますので、もし興味がある方は以下の公式サイトか、実店舗で購入してみてくださいね。

千鳥屋宗家公式サイト「宮乃桜」

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